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シビレル試合 (明暗のセカンドゴロ)
ゲームセット直後、
勝利インタビューを受ける
星野監督の目は充血、
「もう、こんな試合いやだね」と言った言葉に
ゲームの凄まじさが表れていた。
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3日、台北で行われた
野球、北京五輪予選の
日本対韓国戦である。
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野球における対韓国の
日本の優位性はもはや無いと言って良いだろう。

それは、シドニー五輪以来の対戦成績
2勝5敗が良く物語っている。

この試合を見ていても
打線の迫力、打者のパワー、
これは、明らかに韓国が
日本打線を上回っていたように見受けられた。
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スコアーは4対3、
何とか接戦をものにしたのは
日本の投手を含めた守りによるものだ。



そして、このプレーについては
余り取り上げられていないのだが
試合の流れを左右した
日本の守備のスーパープレーが初回にとびだした。

一般的に野球が動くのは初回にある。

この試合、1回の表
日本は淡白な攻めで三者凡退に終わる。

その裏の韓国の攻撃
”負けない投手”の異名をとる成瀬が
2番打者にまさかの本塁打を浴びだ。

動揺した成瀬は投球が定まらず
次打者にフォアボールで4番打者を迎えた。

痛烈な打球がセカンド横を襲う
西岡は半身で処理し
一瞬の内に併殺を完成させ日本は窮地を脱した。

野球に少しでも詳しい方ならば
このセカンゴロが野手にとって
どれほど処理に難しい打球かがお分かりになるだろう。

痛烈な打球!!!
ゴロのバウンドに合わせる余裕はあろう筈がない。

しかも、内野手にとって
最も難しいハーフバウンドの処理となった。

このゴロをさばくことが出来るのは
練習だけでは駄目だ。

練習に加えるに、
持って生まれた類稀なる
ボールに対する反射神経を持ってして
初めて処理が可能となるのである。

しかもグラウンドコンディションは
日本の野球場と比ぶべくもない。
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にもかかわらず、この難ゴロをこともなげに処理した西岡!!!

このプレーにより
韓国は試合の圧倒的主導権を握る立場を逸したのだ。

逆に2回の表
1-1の同点直後
こんどは韓国2塁手の失策で日本は勝ち越す。

この打球は普通の守備力を持った内野手にとっては
比較的優しいショートバウンドだったのであるが。

日本はこのエラーで勝ち越してから以降
一回も韓国に主導権を奪われること無く
接戦を制したのだ。

稲葉、上原、阿倍等々の活躍も見逃せないが
西岡選手の見せた目立たぬスーパープレーが
日本に勝利を手繰り寄せたものだと思う。
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by shige_keura | 2007-12-04 10:05 | スポーツ | Comments(2)
Commented by enzou at 2007-12-04 11:11 x
一発勝負の野球は面白い、これは高校野球の人気と同じなのでは。
勝つ戦術は守り(投手、守備)バント、スクイズ これはWBCでもオリンピックでもおなじ。
これを日本のプロの代表選手が必死でやった星野野球はどう評価されるのだろう?
とにかく、勝った、勝ったあとの選手の表情がなんともよかった。
田淵、山本コーチが少年のような気持ちで野球を必死に、そして明るくやっていたように見えた。
私はやはり野球が好きだ、一番はらはらどきどきする。
Commented by shige_keura at 2007-12-04 16:12
enzoさん、コメントありがとうございました。

仰るとおりだと思います。監督、コーチ以下のひたむきな気持が
ストレートに伝わって素晴らしい試合でした。

ベンチ、ブルペン待機組、フィールドでのプレー組、
皆試合中、そして試合後、実に良い顔をしていましたね。

技術一流の人たちが、なりふり構わずのめりこんでいく
WBCの時と同じようにこちらも胸が熱くなりました。

明日は台湾戦の感想を紹介します。宜しければお読み下さい。
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