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都知事の怒りも、”あー、もっともだーー”
石原都知事が怒っている、
新聞によっては”激怒”だそうだ。

怒りの矛先は政府である。

地方と大都市の収入格差是正の為に
東京都税収から3,000億円を
地方に回すとの政府案に対してだ。

知事の口からは、

「国が決めたら筋の通らないものでも
 全部まかり通るものなのか!!」

「働きの悪い親が子供の小遣いを
 かっぱらうようなもの」

政府に対する痛烈な批判がとび出している。

「もっと怒れ、もっと怒って
 政府を張り飛ばしてくれ」と言いたい。

半年ほど前に、この愚案が浮上した時
まさかとは思ったが、・・・

最近の国会議員の体たらくを
如実に表しているとは、この事だ。



この法案は例えてみれば
次のような事だと思う。

ある学校、
先生が政府で
生徒が地方自治体。

或る日、先生は言いました。

「このクラスの何人かは成績が悪く
 このままでは落第です。
 そうなると先生も困るのですね。

 だから、成績の良い
 T君、Oさん、Y君、N君の点の一部を
 落第しそうな生徒に回しましょう。

 そうすれば、全員及第で幸せ!
 私もハッピー、ハッピー!!ですね」

こんなことでは成績の悪い子供は
いつまでたっても向上意欲は湧かぬだろうし

一方、優秀な生徒は
”やってられない”とばかり不貞腐れるだろう。

都知事の指摘するように
何故にもっと自助努力をしないのか??

公務員の数は減らない、給料は下がらない、
特殊法人の数は減らない。

国会議員の皆さま
もう少し自分達も痛みを共有しなさい。

記者団にこの法案について質問を受けた
現首相の答えが、

ここから先は、彼の顔と口調を
思い浮かべながらお読み下さい。

「この問題ねー、そーねー
 格差が顕在してますからねー
 ・・・・・・・、まー、そういうことでしょー」

”まー、そういうことでしょー”!!!!
あんたの意見はそれだけか!!

最後に特に地方区から選出されている議員の方々に一言、

道路やハコモノだけを作って
仕事はやれ終了と、
国会で居眠りばかりしていないで
自分のお国(故郷)の活性化を
真面目に考えたらどうでしょうか?

しかし、しかしである、
最近の議員の方々の顔を見るにつけ
「こりゃ駄目か」と諦めの境地に陥ってしまう。

極めて稀な例外を除き
そろいもそろって、面が悪い。

なんで、こんな人たちのことを
”先生”って呼ぶのだろう?????
by shige_keura | 2007-12-10 09:17 | その他
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