心身共に絶好調???
そんな訳はない、 とは言え一人前に腹は減る。 今日は自宅で パエリャ(スペイン語に最も近い?)に挑戦だ! パエリャは元々 スペイン東部、バレンシア地方の郷土料理。 カタルーニャ語でパエリャとは フライパン(鉄鍋)の意味。 ご存知の通り この鉄鍋でお米、魚介、肉、野菜を炊き上げた料理だ。 日本ではイタリアのリゾットと並んで 人気のある欧州のお米料理である。 私にとって忘れられないパエリャは スペインのバルセロナでのものだ。 バルセロナの海に面したレストラン 新鮮な魚介がたっぷり入ったパエリャ、 そりゃ旨いだろう、と言わないで欲しい。 こりゃ、旨いなーと驚いたパエリャは 小型トラック製造工場の社員食堂のものだ。 工場の食堂だから海老を初めとした 高価な魚介類が入っている訳はない。 多くの場合はウサギの肉を使ったパエリャだった。 聞けば、ウサギの肉を用いるのが もともとバレンシアでのパエリャであるそうな。 とてつもなく大きな鉄鍋を使っているので お米がふっくら、ぱりっと炊き上がり 肉の味が沁み込んで それは美味しいのである。 当時はこのパエリャに会うのが バルセロナ出張の密かなる楽しみだった。 さて、自宅には大きな鉄鍋などある筈がない。 ここは普通のフライパンでやってみよう。 先ずは普通のお鍋で 鶏の腿(本当は骨付きが良い)と ニンニクを炒める。 次にひたひたに水を注ぎ アサリと粗く刻んだトマトを入れて 20分ほど煮る。 スープと具に分けた後 サフランと塩をスープに入れて煮る。 このとき、スープの量が足りなければ 水を足せば良い。 スープが冷めたころを見計らって 次なる行程の開始である。 フライパンで刻み玉ねぎと 適当に切ったベーコンを炒める。 お米をそのまま(洗ってはいけない) フライパンに2カップ半(目安3人前)入れて軽く混ぜる。 そこにお米の1.5倍のスープを注ぎ 上に具を並べる。 今日はこの時点で 生の殻付き海老を入れた。 海老は食べては美味しくないが 味出しと見た目の良さで使った。 そのほか、豪華にしたければ ムール、ハマグリ、イカとかを入れてもよい。 あとはガスを点火し 炊き上げるだけだ。 但し、蓋を必ずすること、 さもないと水分がどんどん蒸発し 米が硬いままで時間切れとなる恐れあり。 スープが徐々に蒸発していく、 殆ど無くなってきたら お米が焦げ付かぬよう注意を払う。 多少おこげが出来た方が旨いのだが やりすぎて真っ黒にした前科を思い出す。 はい!これで出来上がり!!! いけねー! パプリカ(ピーマン)を 入れるのを忘れてた。 緑、赤、黄色のパプリカは 見た目も鮮やかでパエリャも美味しくなる。 しかし、パプリカ抜きでも 大変美味しく出来上がりました。
by shige_keura
| 2008-01-29 08:59
| 食
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