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雪の日の豆撒き
2月3日、日曜日の朝8時、
窓から見える屋根は真っ白だ!!
雪の日の豆撒き_c0135543_943211.jpg

天気予報がずばり的中、
北陸を思わせる鉛色の空から
粉雪が舞っている。
雪の日の豆撒き_c0135543_94335100.jpg

きっと、子供たちは
外へ出たくてウズウズしながら
朝食を取っていることだろう。

そういえば、今日は節分、
豆撒きの日である。

我が家は毎年
豆撒きを欠かしたことがない。

たとえ欧州に滞在中、
大豆が無くても、
その国の豆で「福は内!!」を続けてきた。

但し、余り大きな声は出せぬので
ひっそりと目立たぬように
豆を蒔いていた事を思い出す。



豆撒きの起源を辿ると
平安時代の方違え(かたたがえ)における
”豆打ち”に行き着く。

”方違え”とは
節分の日に、翌年の恵方のある家に
宿を取る風習のことを言う。

それが、家の中で恵方のある部屋に
移る事で済まされるようになった。

そのとき、移る部屋に入る前に
豆を蒔いて邪気を払う風習が出来た。

又、節分の豆は必ず炒った豆を使う事も
特別な理由がある。

それは豆は魔目(鬼の目)と同音であり
豆を炒ることによって
鬼を退治したことを意味している。

このように書いている間に
雪は更に勢いを増している。
雪の日の豆撒き_c0135543_9441559.jpg

これでは鬼は外が寒いからと
家からなかなか出て行かないのではないか?

それならば、いつもより声高らかに
「鬼はーー外ーーー!!!」とやらねばなるまい。

ところで、豆撒きのあとは
年の数だけ豆を食べて
1年の健康を願うものである。
雪の日の豆撒き_c0135543_9444176.jpg

その昔は、親達が
”ポリポリ”と沢山食べるのを
羨ましく思ったものだが
今や、自分がこんなにーー・・・・・。
by shige_keura | 2008-02-03 09:46 | その他
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