2月12日、外は氷雨
風も出てきて見るからに寒そうだ。 典型的な真冬日の昼食 とにかく身体を温めたい。 麺類??雑炊??? 「待てよ、あれはどうしたっけ? 未だ残っているかな? あった、あった!!!」 冷凍庫の中から取り出したる小袋、 中には炒めた玉ねぎが入っている。 これぞ、魔法のオニオングラタンの素である。 ”オニオングラタン” 私には不思議な料理に思える。 理由は次の通りだ。 玉ねぎの甘みと、溶けたチーズが絡み合った あの濃厚な味、 身体の芯から温めてくれる幸せ!! この一品を先ず嫌いな人は居ないだろう。 ところが好きな割りには 食べる機会が少ないのがオニオングラタンだ。 何故か??? ひとつは美味しいオニオングラタンを 食べさせてくれる所が少ない。 さらには、稀に美味しいレストランがあったとしても オニオングラタンを注文する事が難しい。 何故難しいかと言うと、 オニオングラタンだけでは物足らない、 しかし前菜としては重たすぎる。 外で食べるには中途半端な料理に思えてならない。 だから、オニオングラタンは 家で工夫して食べるのが一番旨いのだ。 しかしながら、その都度作るには この料理、大変な時間がかかってしまう。 従って、家でオニオングラタンを食べる人、 少ないのではないだろうか? 美味しい、だけど食べる機会が少ない! 以上、すべての悩みを解決してくれるのが ”まとめて作って冷凍保存”なのである。 具体的には、冬が近づいてきた一日 鍋一杯の玉ねぎ、10個以上はあるだろう、 それをとにかく時間をかけて炒めていく。 10分、20分じゃ終わらない とにかく焦がさぬように炒めていく。 そのうちに玉ねぎの量がどんどん減っていき 飴色の状態に入っていく。 焦げる寸前、美味しそうな飴色が こげ茶色に変わるか変わらないかが潮時だ。 あとは、適当に小分けして 来るべき冬の寒い日に備え 冷凍庫で待機してもらえばよいのだ。 今日が作り置いた最後の一袋の出番だ。 我が家ではパンの代わりにお餅を使う事が多い。 焼餅を2個ほど入れ、 解凍して味付けをした オニオングラタンスープをかける。 その上に、溶けるチーズをバラバラっと多めにかけて オーブン焼くだけ。 そとの氷雨は雪に変わりそうだ。 しかしながら冷えた身体は オニオングラタンのお蔭で ヌクヌクしてきた。 オニオングラタンが好きで 時間と暇に余裕あるご同輩諸氏のお方 一度ゆるゆると玉ねぎを炒めたらいかがでしょうか?
by shige_keura
| 2008-02-14 17:55
| 食
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