”合コン”ではなく
”ミスコン”でもない。 ”ネギコン”、”葱コン” すなわち、葱のコンテストだ。 葱は我々に欠くべからざる野菜! 蕎麦、納豆、冷奴等 葱の薬味がないと一味違ってくる。 又、日本人の大好きな鍋物に 葱は欠かせない素材である。 例えばスキ焼、鴨鍋 共に葱があるからこそ成り立つ料理だ。 ただ、葱と言っても様々な種類がある。 それを大別すると 関西系の青葱 そして関東系の白葱だ。 前者の代表が京野菜の”九条葱” 陽に当てて育った 細く青い葉の部分を食べる。 一方、後者は下仁田葱に代表される関東葱、 葱の成長と共に土を盛り上げ陽に当てず 根の白い部分を主に食す。 ところで、両者のいずれにも属さない葱の存在を 知っておられるであろうか??? それが今日のブログの一方の主役 ”徳田葱”である。 岐阜県の特産である”徳田葱”、 この葱の特徴は 白い根と青い葉 共に美味しく食べられるのだ。 たまたま我が家に 関東葱に続き徳田葱が到来した。 これは滅多にない 食べ比べのチャンスである。 それに加わうるに何たる幸運、 家内が実家から焼き鳥を持ち帰った。 フライパンにほんの少しのオリーブオイル、 そこに関東葱と徳田葱を並べて焼いていく。 上のより白いのが関東葱で 下の徳田葱は若干緑の部分が多い。 本来の味を損なわない程度に 塩をかければ後はやることは無い。 焼き鳥を食べながら 葱の味を賞味する。 関東葱の方が甘みが強い と同時に葱本来の辛さも残る。 要するに串に刺さった 典型的な焼き鳥の葱の味だ。 一方の徳田葱、 甘みそのものが上品であり すっきりとした味わいである。 両者を鍋物に使ったらどうなるか?? 関東葱は時間を掛け じっくりと煮込めば美味しい。 一方の徳田葱は時間をかけると その良さが損なわれてしまうのではないか?? ”たかが葱、されど葱” 食材は奥が深い。
by shige_keura
| 2008-03-29 09:09
| 食
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