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ルノワール、ルノワール
ピエール・オーギュスト・ルノワール
フランスの代表的印象派画家、
日本でも高い支持を得ている。

しかしながら、私は
ルノワールの画は好みではない、
はっきり言えば嫌いである。

彼の描くところの
でっぷりと肥えた女性には
まるで魅力を感じない。
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更に、時として、彼の色使いも
しつこく感じて気色が悪い。
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だから、渋谷文化村で行われている
ルノワール+ルノワール展も
もし、友人よりチケットを戴かなければ
足を運ぶことは無かっただろう。

さて、展示会を見た感想は
あにはからんや、非常に面白かった。

今回の展示会、
ユニークな所は
オーギュストの子供にして
フランスを代表する映画監督、
ジャン・ルノワールとの二人展なのだ。




ジャン・ルノワール
彼の作った「大いなる幻影」は
古今東西の映画ベストテンの常連である。

しかしながら、それ以外の作品となると
「フレンチカンカン」、「河」が思い浮かぶ程度で
名前の浸透度ほど作品の評価は高く無い。

今回の展示会を見て
彼の作品がこれほど
父、オーギュストの影響を受けていたとは知らなかった。

初期の作品、「ゲームの規則」は
父が描いてくれた自分自身の”狩人”姿を思い出させる。

又、この絵から、
ジャンが如何に父の庇護の下に可愛がられて
恵まれた少年時代を送ったかが良く分る。
               (オーギュストの描いたジャンの狩人姿)
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そのほか、「ピクニック」、「フレンチカンカン」、
「草の上の昼食」、「恋多き女」等
父の絵の面影が色濃く残っている。
              (ジャンの作品、「ピクニック」でのブランコの場面)
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何故であろうか????
              (父の絵、「ブランコ」)
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ジャンは映画監督としての初期
厳しい資金難に直面した。

その困難を乗り越える為
父の作品を次々と売り払って
監督としての仕事を続けて行ったのである。

彼にとって大事に育ててくれた
父の作品を売ることで
精神的な苦痛を味わった事は
容易に想像できる。

その良心の呵責が
彼の作品への
父の絵の投影となっていったのではないか??
(父と子、ジャンとオーギュスト)
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そんなことを思いながら
父の絵とジャンの映画作品とを
見比べながら
楽しい維持間を過したのであった。
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ところで、ジャンの最大の傑作、
「大いなる幻影」は
全く父の影響を感じさせぬ作品である。
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by shige_keura | 2008-04-26 17:51 | | Comments(0)
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