「あいつはパセリみてーだ!」
その昔に聞いた言葉だ。 その意味は、 ”どこにでも顔を出すが 誰にも相手にされないような奴” 確かにパセリは何かというと 料理皿の片隅に顔を出すことが多いが、 誰もが余り注意も払わず、見向きもしない。 これでは、パセリが可哀相過ぎるが 確かに活用範囲が多くない食材だ。 ところが、我が家の冷蔵庫には 先日リコッタチーズに使ったパセリが 随分と残っている。 「さて、どうしようか??」 「!!!!、 そうだ!前々から考えていた あの料理を試みよう」 用意するものは、 パセリの他は、鶏肉、 パルメジャーノチーズ、レモン、パン粉等だ。 これは、その昔、 今を去ること半世紀も前、 我が家の定番料理のひとつだった。 チーズの香りが 淡白な鶏肉の味を引き立たせ ”旨えなー!”と頬張った記憶がある。 チーズが濃厚だから 鶏はモモではなく胸肉にしよう。 適当な厚さに切り揃え 塩、胡椒をしておく。 生パン粉をフライパンで炒りあげて 出来上がりを鶏のパン粉揚げ、 カツレツ・ミラネーゼ(ミラノ風カツレツ)を狙う。 パン粉に、微塵切りしたパセリ、 パルメージャーノチーズの粉をたっぷりと混ぜる。 鶏肉にパン粉をまぶし 溶き卵をくぐらせ ミックスしたパン粉を十分にまぶす。 ミラノ風だから沢山の油は要らない。 フライパンにサラダ油を敷き詰め 鶏肉を揚げると言うか 焼き上げると言うか ここが微妙な表現だ。 結果は??? (付け合せは水菜、大根、ミニトマトのサラダ) 幼い頃の記憶が蘇ってくるような 懐かしい味がした。 (右のスープはそら豆のポタージュ)
by shige_keura
| 2008-04-28 18:51
| 食
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