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テレビが面白かった頃 (生死を問わず)
"Wanted Dead or Alive"

その昔、西部の町々で見られた貼り紙、
そこに懸賞金付きのお尋ね者の顔写真と共に
書かれてあった言葉だ。

「生死を問わず」
つまり、このお尋ね者を
殺しても、捕まえても
賞金は出します、という意味である。

斬新なるオリジナルタイトル
日本では「拳銃無宿」で紹介された
30分のテレビ西部劇に
後の大スターが登場した。

その名はスティーブ・マックイーン
「荒野の七人」、「大脱走」、「ブリット」
「砲艦サンパブロ」「タワリングインフェルノ」等
数々の名画で活躍したお馴染みの男だ。

主人公のジョッシュ・ランダルは賞金稼ぎ、
全うな商売ではない。
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結果的には悪を滅ぼすのだが
目的は食う為にやっている。

その意味ではアウトローであり
一般市民から敬遠される存在だ。

だから、当時のテレビ西部劇が
ヒューマンタッチで正義のヒーロー花盛りの中
極めて異色の存在と言えただろう。



全編30分、極めてドライなタッチで描かれている。

こういった性格の主人公は
あの当時は珍しく
一般受けしないのが普通である。
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日本の時代劇で言えば
金で雇われた用心棒のようなものだ。

この一介の賞金稼ぎが
茶の間の人気者になった、
その最大の功績は
スティーブ・マックイーンの
キャラクターによるものだと思う。
c0135543_14115969.jpg

彼は175センチと
アメリカ人としては小柄である。

その体形をフルに活用した
俊敏なる動きが素晴らしい。

そして、その眼は
身体の動きの早さに呼応するかのように
油断無く周囲の状況を把握している。

ところがこの賞金稼ぎ
ときどきズッコケテ
ヘマをするのが人間らしくてよかった。

そのときのマックイーンの
驚きに見開かれた瞳は
すごくチャーミングだった。

この顔が、ややもすれば
殺伐な内容となる物語を救ったのだろう。

このマックイーン、
実際は非常に無口で
一見とっつきにくい人物だったらしい。

しかしながら子煩悩で優しく
ロサンジェルスにもっと子供の遊園地を作ろうと
先頭になって運動していたそうだ。
c0135543_14123953.jpg

その彼が、今で言う公害病のひとつ
アスベストによる病で
50歳の若さであの世に行ってしまう。

「拳銃無宿」が日本で始まったのが1958年、
マックイーン、28歳、
全身に若さと闘志をみらぎらせていた頃のことだ。
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by shige_keura | 2008-06-18 09:24 | | Comments(0)
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