下の画像、長さは40センチほどだろうか、
植物の茎である。 普通の茎は緑一色が多いが これは綺麗な赤に染まりつつある。 この植物は、未だ日本にはなじみが浅いので 名前を言っても 「何、それ?」と思う方もおられるだろう。 名前をルーバーブ(Rhubarb)と言い、 チベット、シベリア原産の多年草。 私が、この植物を初めて知ったのは オランダで暮らしている時だ。 丁度、今頃はオランダのスーパーに 山のように積まれていた。 オランダ以外でも 例えばイギリス辺りでは 自宅の庭で栽培している家庭が多い。 ルーバーブは酸味と繊維を多く有する 健康食材。 姿かたちは日本でお馴染みの フキをごつくした様なものだ。 但し、食べ方は全く違う。 欧州の家庭では 自家製のジャムにして パンにつけたり ヨーグルトと一緒に 楽しむ場合が多い。 又、ルーバーブは ”Pie Plant”とも呼ばれているように パイとして食べると、とても美味しい。 日本ではとんと見かけなかったルーバーブだが 最近は渋谷のフードショーで 見かけるようになった。 明日は、月例の”てなぐさみ”、麻雀デーだ。 ならば、今が旬である ルーバーブパイでも作っていこう。 本当はオランダ産の方が 色鮮やかで酸味もより爽やかなのだが 今回は長野産のものしか手に入らなかった。 一本、僅か300円足らず!! 安いね!!! 先ずは、ルーバーブを 3センチほどの長さに切り揃える。 カップに2.5杯分ほど在れば 5,6人で食べるには十分である。 鍋に入れ、1カップの砂糖と 大さじ1杯のレモン汁を加え コトコトと煮る。 焦がさぬように注意しながら その間に、パイの下敷きとなる コーンフレークスを砕く作業を行う。 ルーバーブがトロリとしてきたら 大さじ2杯弱のゼラチンを入れる。 一方、カップ1パイの生クリームを ルーバーブと同じくらいのトロミに ホイップさせておく。 甘党の方は ここにカップ半分ほどの 砂糖を入れても良い。 それは好き好きである。 次に、生クリームを ルーバーブの鍋に入れて お互いが良く馴染むようする。 それを、コーンフレークスを敷いたパイ皿に 流し込んだら、すべては完了。 ここまでの所要時間は 約1時間という所だろうか。 ここで、食べたい所だが 今日はそんなわけにはいかない。 冷蔵庫に入れて 明日の出発まで パイは休養させておく。 そして、私も休養する。 オランダの味が懐かしい方、 今すぐ渋谷のフードショーに行かれたし!
by shige_keura
| 2008-05-31 18:10
| 食
|
| ||||||
ファン申請 |
||