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妖精とその夫
6月2日一人のアメリカ人が亡くなった。

享年、90歳。

彼の名前はメル・ファーラー、
映画監督にして俳優と言うよりも
日本人が大好きな
あのオードリー・ヘップバーンの夫としての方が有名だ。

オードリーはご存知、
初の主演作、「ローマの休日」にて
一挙にスターとしての頂点に上り詰めてしまう。

彼女は今までの
ハリウッドの人気女優とは
全く異なったタイプの女優だった。

当時、ハリウッドの人気女優のタイプは
大きく分けて二つ。

ひとつは、絶世の美女タイプ。

イングリッド・バーグマン、エリザベス・テーラー
グレース・ケリーに代表される。

他方は肉体派、
豊満なる肉体を誇示し
セックス・アピールで
世の殿方を魅了した。

代表選手はマリリン・モンロー、
エヴァ・ガードナー、リタ・ヘイワーズ等々。

そこに、Funny Face、
ガリガリでThin Girlの
ヘップバーンが世の注目を浴びた。
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(尚、蛇足ながら
 Funny Faceはオードリーの主演作
 「パリの恋人」のオリジナルタイトル。
 
 Thin Girlは「昼下がりの情事」で
 ゲイリー・クーパーが使った
 彼女の呼び名)

どうして、オードリーは
世のファンを熱狂させたか?

ファンは彼女に
いつまでも成熟しない
天真爛漫、愛くるしく、時にはお茶目な
人間離れした妖精の魅力を感じ取ったのだろう。
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オードリーだって
最初の婚約は破棄したし
離婚も2度経験した。

にもかかわらず
彼女は1度として
ゴシップにまみれた事が無かった。

みんながヘップバーンを好きになり
大事に扱った。

その妖精が
一目見た瞬間に
恋の虜となったのが
最初の結婚相手メル・ファーラーだった。

何で、又、メルなんかに?





メルファーラーは彼女より12歳年上、
しかも、既に3度の離婚歴があった。

おまけにメルは糸瓜のように長い顔。
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印象も暗く、
お世辞にもハンサムとは言い難い。

「蓼食う虫も好き好き」の典型と
私は思う。
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それでは、二人の14年間の
結婚生活は幸せだったのか?

オードリーにとって
一つだけ幸せなこと、
それは息子を授かったことだ。
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しかしながら、それ以外は
二人の間には隙間風ばかり吹いていた。

その原因を突き詰めて行くと
メルの嫉妬心にぶち当る。

映画監督としてのメルの才能は酷評される。

俳優として出演した映画の評判は
芳しくない。

かたや妻は世界のアイドルだ。

しまいにはメルにとって妻は
顔も見たくない存在となっていった。

そこで、メルは妻に
出来るだけ多くの映画に出るように仕向けていく。

そうすれば、彼女が映画に出ている間は
顔を合わせなくても済むからだ。

このような夫婦が長続きするわけは無い。

オードリーにしても
息子の為に離婚は避けようとしていたが
遂に限界を悟り二人は離婚に踏み切った。

世間では遅すぎる離婚と
当時評された。

それでは、メルはオードリーが嫌いになったのか??

オードリーはメルにとって
妻としては鬱陶しい存在だったが
女性としては終生、気になる存在だった。

オードリーはと言えば
2度目の結婚にも破れ
3度目のお相手とは
同棲までで正式な夫婦とはならなかった。

銀幕でのオードリーの煌く笑顔!
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しかしながら実際の生活は
妖精の輝きとは裏腹の
苦渋に満ちたものであったのだろう。
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by shige_keura | 2008-06-05 09:47 | | Comments(0)
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