Top
ハヤシもあるでょー
その昔、南利明という
いかにも胡散臭げなお笑い芸人が居た。

一世を風靡した”脱線トリオ”の一員ではあったが
仲間の由利徹、八波むと志に比べると
まるで影が薄かった。

その南の名前が一躍知れ渡るようになったのが
標題の”フレーズ”を交えての
オリエンタルカレーのCMだった。
c0135543_85246.jpg

その怪しげな風貌にピッタリの名古屋弁。

「めちゃめちゃ、うめーでかなわんわ、
 肉も野菜もいっぺー入ってるでょー
 皆、ウハウハ食べとるよ。

 オリエンタルカレー、
 ハヤシもあるでょーーー」

現代日本の国民食と言えば、
ラーメンとカレーライスが
東西の横綱に坐るだろう。

カレーライス、
私は嫌いではなく好きな方だ
しかし、カレーが食べたくて食べたくて、と
言うほどのものではない。

ただ、カレーライスの良い点は
外で頼んでも、先ずは大外れのしないことだ。

まかり間違っても
昔の給食の時のような
小麦粉いっぱいのカレーは今や出てこない。

さて、今日の標題に話を移そう。

今、目の前に
美味しいカレーとハヤシがある。

どちらかひとつを選ぶとならば
先ず間違いなくハヤシライスを選ぶだろう。

しかしながら、ハヤシライスの根本的な問題は
旨いハヤシにあまりお目にかからないことだ。

旨いハヤシを作る上で
最も重要なものは
デミグラスソースの存在だろう。

美味しいデミグラスさえあれば
旨いハヤシにたどり着ける。

しかし、美味しいデミグラスは
手間隙がかかるので
レストランでも手抜きになりがちだ。

レストランでも面倒くさがる事を
どうして自宅で出来る???

しかし、たまには食べてみたい。

この狭間に揺れた挙句
簡便ハヤシライスを作ってみたのが
6月某日のことだった。



最も簡便なる方法は
出来合いのデミグラスソースを使うことだ。

最近は市販の品でも結構いけるのがある。

渋谷東急、フードショーの棚を見渡して
最も旨そうなハインツの
デミグラスソースを仕入れた。
c0135543_853256.jpg

これで、出来たも同然である。
(ちょっと早すぎるか??)

用意したものは
牛肉の薄切り300グラム弱。

上等の牛肉はさらさら必要ない、
300グラムで1,000円にも満たない品で御の字だ。

あとはレシピには玉ねぎだけとあったが
自己流に人参とシメジを追加する。

玉ねぎ1個半を薄めにスライスする。
残った半分は秘策の為にとっておく。
c0135543_8534563.jpg

先ずは塩、胡椒で
下味をつけた牛肉を
バターと共にフライパンで炒める。

炒め上がったら
肉汁と共に他の鍋に移しておく。

次に、同じフライパンで
玉ねぎと人参を
同じくバターで炒める。

              (なんだか玉ねぎがやけに多いようだ・・・ 
               しかし、心配後無用)
c0135543_8542166.jpg

玉ねぎがしんなりと色が変わってきたら
シメジを加える。

              (シメジの投入時期間近)
c0135543_8554533.jpg

炒めあがった野菜を
牛肉が入った鍋に移し
赤ワインを200-250cc入れて煮詰めていく。
c0135543_8565071.jpg

レシピにはなかったが
ブランデーも少々注いでおく。

汁気が殆どなくなった所で
頼みの助っ人、デミグラスソースを入れる。

               (だんだん煮詰まってきた、そろそろデミグラスだ)
c0135543_8573052.jpg

煮立った所で、
塩、胡椒、で味付ける。

このとき、少量のケチャップ、
ウースターソース(なければブルドッグソースでも)
さらには隠し味で醤油を加える。

               (おーっ!いい感じだ!!!)
c0135543_8583554.jpg

台所一面に良い香りが・・・・・・・、

ここで本日の成功を確信する。

ここで、秘策の玉ねぎの登場!

と、言っても
先ほどより若干厚めに切った玉ねぎを
サラダ油で軽く炒めただけである。

この玉ねぎをいざ食べる時に
具に加えるのだ。

               (完成でーす! 上に見えるのが秘策の玉ねぎ)
c0135543_8593460.jpg

そうすれば、玉ねぎのシャキシャキ感によって
更にハヤシライスの美味しさもグーンとアップだ!!

この秘策、レシピにあるわけではない。

あやしげなる料理人のオリジナルである。

「肉がいっぺー入ってるでよー
 玉ねぎがシャッキシャッキ、
 めちゃめちゃ、うめーでかなわんわーー

 ハヤシもあるでょーーーーー」
[PR]
by shige_keura | 2008-07-04 17:23 | | Comments(0)
<< 騙しのテクニック テレビが面白かった頃 (ローレ... >>



2007年9月末にこちらに引っ越してきました。
→過去のブログを見る


ホームページ 



LINK 


LINK FREE

このブログの写真・テキストの無断使用はお断りします。

(c) 2007 shige_keura. All rights reserved.