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真夏の京都 (薪歌舞伎と野外オペラ)
京都は四方を山に囲まれた盆地だ。

夏暑く、冬寒い、
”京都の冬の底冷え”は
有名な言葉だ。

ならば、真夏の京都は
何と形容されているのだろう?

7月22,23日、
京都が全国で最も高い温度を記録した日、
我々は京都を旅した。

何をすき好んでこの時期に京都??

勿論、これには訳が幾つか有る。

中でも最大の目的が
比叡山延暦寺で行われる
薪歌舞伎の観劇であった。
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ここで話は1990年代のローマに飛ぶ。

ローマは歴史の都
いたるところに遺跡が存在している。
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その遺跡のひとつ、カラカラ大浴場跡で
当時毎年開催されていた
野外オペラ観劇の機会を得た。
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文化遺産とイタリア歌劇の調和、
非常に心地よい夏の宵を味わったものだった。

今回は日本が誇る
文化遺産と伝統芸術、歌舞伎!

これは一見に価するのではないか!!

そして、その期待は裏切られなかった。



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延暦寺は京都の北東
郊外では2番目に高い848メートルの
比叡山に位置する
天台宗の総本山である。
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ここは平安初期の僧侶、最澄によって開かれ
その後の名だたる名僧、
法然、栄西、道元、親鸞、日蓮達が
この場所で修行した。
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1994年世界文化遺産に登録された延暦寺
この阿弥陀堂にて
中村吉右衛門の奉納公演が行われた。
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真夏とは言え
和服姿の粋な御婦人の姿も目につき
祇園の艶やかな舞妓さんの姿が
会場の雰囲気を盛り上げている。
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開演は午後6時、
朗々とした謡、
澄んだ音色の三味線、
小気味の良い鼓の音が
暮れなずむ比叡の山に吸い込まれて行く。
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山間を流れる風が
心地よく会場を流れて行く。
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コミカルな中村芝雀の”近江のお兼”
華やかなで情緒たっぷりな
中村福助の”舞妓の花宴”。

そして、吉右衛門が
渾身の二役を演ずる”藤戸”。
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比叡の山々が
漆黒の闇に閉ざされ
篝火が一層の明るさを見せ始めた時。

悪霊に扮した
吉右衛門の激しい舞と見得によって
舞台は最高潮に達した。

延暦寺という最高の舞台を得て
役者、観客が一体となった
素晴らしい一時だった。
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by shige_keura | 2008-07-28 15:07 | | Comments(0)
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