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真夏の京都 (涼を味わう)
市の中心の酷暑を逃れるように
バスはゆるゆると山道を登っていく。

目的地は紅葉で名高い”高尾”の里だ。

前方に山並みが迫ってきた。
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中でコブが出来たように
頂上が盛り上がった山が”愛宕山”である。

志ん朝の洒脱な語り口の一席、
”愛宕山”が思い出される。

彼は枕でこう言っている。

「上方は山が迫っておりまして
 お江戸より”山遊び”が
 お盛んだったようでございますな」

春は山桜、新緑を愛で
山菜、筍、川魚を肴に一献、

秋は紅葉狩り
落ち葉を焚いて
松茸で一献、・・・・・

確かにその通り
京都の中心からものの30分で
深山に分け入った風情が有る。

こうやって、実際の風景を知ると
落語の”愛宕山”もますます
味わい深いものとなった。






北山杉の濃い緑
もみじの若い緑のコントラストが目に優しい。
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秋深まって
全山紅葉に彩られたら
さぞかし艶やかで美しい眺めだろう。
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その名も”もみじや”にて
京都夏の風物詩、
”川床料理”を味わう。
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団体旅行の昼食にしては
お弁当の味も良く
たった1尾であったが
鮎が極めて新鮮で味も豊かであった。

勿論、これは雰囲気が
後押ししてくれた為でもあろうが。
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冷酒をちびりちびり。

ノド越しも良く
なんとも良い心持だ。

清流は緩やかに流れ
もみじを揺らす風は心地よい。
             
              (ロテル・ド・比叡の中庭、比叡山の展望台を仰ぎ見て)
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              (ホテルの庭には幾つモノ種類の紫陽花が咲いていた)
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前日、ロテル・ド・比叡での
フランス料理も捨てがたかったが
京都の夏ときたら
川床料理の風情には敵うまい。
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出来ることなら
座敷でゴロンとなり
緑に染まりながら
池波正太郎さんの世界に浸りたいところだったが。
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by shige_keura | 2008-07-30 09:16 | | Comments(0)
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