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夏の夜は怪談 -後編ー
本年5月に中国の四川省にて
大地震が発生したことは記憶に新しい。

国連によれば、
死者は10万人を超えたと言う。

月日は経って、
7月30日付、日経朝刊紙に
次ぎの記事が掲載された。

”厚生省は新型インフルエンザ発生の場合の
 シナリオを明示した。
 最悪の場合、発症者3,200万人
 死者は64万人と推定している”

この二つの事柄、
私は密接に関係していると思う。

先ずは四川省で起こった大地震である。

ここは、チベット自治区、ミャンマーに接し
面積は日本の約1.2倍
人口は約8,600万人と
かなり人口密度の高い地域である。

災害発生後、直ちに
日本の国際緊急援助隊が派遣されたが
何故か早々に帰ってきてしまった。

理由は二つ有る。

ひとつは、生存者が未だ多く残されていた地域への
立ち入りを禁止されたことである。

これでは、援助隊の主目的である
人命救助を果たすことが出来ない。

それでは、どうして立ち入り拒否となったのか??

それは、ここ四川省には
多くのチベット人が住んでいるからだ。

そして、彼らを鎮圧する為に
中国人民解放軍が救援活動の名を借りて
戦闘弾圧行動を行っていたのだ。

このような、実態を
日本に見られたい筈が無い。

二つ目の理由はもっと怖ろしい。



四川省は中国が進めている
核開発の中心地のひとつである。

震源地、汶川の周りは
核施設が取り巻いている。

水爆開発を進めている錦陽もこの区域、
別名、”悪魔の兵器”と呼ばれている
中性子爆弾もこの近くで
製造されている。

尚、この兵器は、有る建物を狙い撃つと
中の人間だけ皆殺しにし
建物はそのまま残る怖ろしいものである。

即ち、攻撃側は人間を殺したあと
建物をそのまま利用できるのだ。

核施設が密集している四川省で大地震!!

災害後、フランスだけには
直ぐに一報が入ったという。

「不幸にして原子炉損傷!!」である。

これにより、放射性物質が
地中、空中に飛散した可能性が高く
朝鮮半島、日本への影響は
十分に考えられるのである。

悪いことに四川省は
あのサイクロンで10万人以上もの死者が出た
ミャンマーと国境を接している。

サイクロンと大地震、
この地域には20万以上もの遺体が地中に残され
当然ながら腐敗が進んでいる。

このことは、コレラをはじめとする
伝染病蔓延の危険性をはらんでいる。

更に、困ったことには
四川省とチベット人自治区は
鳥インフルエンザ発生源の地域なのだ。

そして、この地域では
現在、病気にかかった鳥を食べている人の
可能性が十分に考えられている。

今、世界が恐れ
日本も最悪シナリオを描いたインフルエンザとは
鳥インフルエンザが
人インフルエンザに変わったときを想定している。

だから、厚生省の試算による
死者64万人は
四川省大地震をいかに
重大に受け止めているかの証しだと思う。

核、伝染病、新型インフルエンザ!!!!

どれをとっても生易しいものではない。

大事に至らない事を祈るばかりである。


参考:独立総合研究所、青山繁春社長講演
    「目覚める国民国家、わたしたちの日本」
by shige_keura | 2008-08-01 16:52 | その他
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