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焚口に鰹!!!
”孫は魚好き!”
この事実が徐々に広まっている。

その結果、釣り名人先輩諸氏より
”孫に食べさせて”と
新鮮な魚を頂戴する機会が増えた。

この場合、幸いなるかな、
爺が御相伴にあずかる事となる。

孫と共に、この機会に
厚く御礼申し上げる次第である。

さて、鰹は江戸時代
最高級の魚であったそうな。

旬の季節ともなれば
鰹の半身のお値段は
今の5,6万円は下らなかったという。

だから、江戸っ子の心意気として
「女房を質に入れても
 鰹の半身は買わにゃなるめー」となる。

このような言葉、
現代ではセクハラで
とても使えないだろうが。






ここは山梨県、山中湖村、
目の前には何故か
新鮮な鰹一尾が光輝いている。
焚口に鰹!!!_c0135543_17111542.jpg

山が有るのにヤマナシケン、
周りには全く海がないのに何故????

実は、家内の友人のご子息が
相模湾沖で釣り上げた釣果を
翌日ここまで運んできた訳だ。

今日は、この鰹を
バーべキュー炉の炭火で炙って土佐造り、
勿論、冷酒で一杯の予定であった。

ところが、山の天気は変わりやすい、
夕暮れ時から
ポツリ、ポツリと降って来た。

しかし、ここまで来て、
ガスで炙っちゃ
新鮮な鰹に申し訳が立たぬ!

さりとて、雨の中
一人、鰹を炙るのも寂しい。

さー、どうする!どうする!!!

ここで、家内の一言が
勝利を決定付けた。

「風呂の焚口で炙ったら」

「???!!!!!!!」

今や風呂の焚口には
薪が何本か放り込まれ
メラメラと燃えている。
焚口に鰹!!!_c0135543_1712064.jpg

サーッと炙る、
とても良い感じだ!!
焚口に鰹!!!_c0135543_17123582.jpg

厚めに切って皿に並べ
茗荷と大葉をたっぷりと振りかける。
焚口に鰹!!!_c0135543_1713111.jpg

ここで、一工夫
こんがり狐色に揚げた
ニンニクスライスをパラパラと。
焚口に鰹!!!_c0135543_17132818.jpg

摺り生姜を混ぜ込んだ
醤油と酒を合わせたタレをかけまわし、
出来上がり!!!!!
焚口に鰹!!!_c0135543_17135942.jpg

金沢、福光屋の冷酒
”ごぞう”がまさしく
五臓六腑に染み渡る。

炭火焼から薪焼へ
今日の鰹の土佐造りは
生涯最高の味だった。

孫は特製、鰹ご飯を何杯もお代わり!!
焚口に鰹!!!_c0135543_17143477.jpg

どうもご馳走様でした。

ところで、相模湾に
戻り鰹が来るのは何時頃でございましょうか????
by shige_keura | 2008-08-25 09:29 |
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