”鍛冶屋殺し”のオーブン焼!
物騒極まりない料理を思い浮かべるだろう。 しかし、何と言うことはない、 ”イサキ”のオーブン焼きだ。 ”鍛冶屋殺し”とは”イサキ”の別名。 その昔、和歌山で、 とある鍛冶屋がイサキの骨を ノドに詰まらせて死んだのが その名の由来である。 それほどにイサキの骨が 硬いのかどうかはいざ知らず、 ハッキリしているのは 大変美味しい魚であることだ。 さて、目の前には新鮮極まりない 沢山の”イサキ”が キラキラと光り輝いている。 (腹を処理したイサキ、 何とかイエローカードを貰わずに完了!) 先輩が昨日(9月4日)、 伊豆沖で釣り上げたものである。 我が孫に食べさせたいとの思いでの お裾分けである。 しかしながら、流通経路には 中間業者が介在するのは 世の常である。 「うまくいったぜ!」 先輩、ご馳走様!! さて、今日はどうやって料理してくれよう?? ”そうだ!!!”、 今日は南イタリアの漁師町をイメージした ”イサキ”のオーブン焼きに挑戦だ! 今日は残暑も厳しい。 冷えた白ワインと合わせれば 言うことはない。 これに冷蔵庫で出を待っている ”ラタトゥイユ”をバゲットに載せ パルメジャーノチーズをたっぷりと!!! ”こりゃ又、結構! 結構毛だらけ・・・・・・”である。 本日のテーマは 健康的な地中海料理だ。 ならば色とりどりの 野菜をふんだんに使おう。 ズッキーニ、パプリカ、シャンピニオン、 タマネギ、トマト、ニンニク。 そして、香草として ローズマリーとローリエ。 イサキの腹に香草を仕込み 周りにバラバラと野菜をちりばめる。 後はオーブンで焼きあがるのを待つだけ。 イサキの身は新鮮そのもの、 野菜の旨みは凝縮されている。 辛口の白ワインと共に 南イタリアに誘ってくれる。 ナポリからポジターノ そして紺碧のアマルフィーの海!!! 夏の終わりに相応しい食事だった。
by shige_keura
| 2008-09-06 09:04
| 食
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