日本から遥か遠く
中国大陸に向った台風が 突如Uターン。 こちらに向きを変えてきた。 全くもって、 最近は台風までもがひねくれて 何が何だか訳が分らない。 昨日(16日)は昼から太陽が顔を見せ 思いのほか温度が上がってきた。 とは言え、空には鰯雲、 秋の気配は日に日に 濃厚になってきた。 となると、これからは 燗酒の旨い季節であるが・・・・・・ しかし待てよ! 冷蔵庫には確か冷酒が・・・・ これを成敗しない事には 燗酒には移れまい。 それでは、夏の名残の冷酒を どのように味わうか? 先ずは金沢から送られてきた 加賀蓮根である。 この季節の蓮根は 未だ若く、独特のモチモチ感が足りない。 だから、そのまま焼くよりも ちょっとした工夫が必要だ。 そこで取り掛かったのが蓮根餅。 摺りおろした蓮根に 刻んだ大葉を加え 塩と片栗粉を少々入れて 平べったい餅の形に整える。 あとはフライパンに油を敷いて こんがりと焼くだけだ。 山椒、或いは七味、 風味はお気に召すままである。 しかし、いくらなんでも、これだけでは 福光屋の冷酒に失礼である。 丁度、到来物の ”鮭のタタキ”なるものがるので 生野菜を細かく刻み、 その上に並べる。 次なるは鶏のハツを フライパンで焼き上げて ゴマミソのタレをかけ 更に大葉を一面に散らす。 (焼き鳥屋の名店、”武チャン”のアイデア盗用) 最後に、茹でたブロッコリに 名品、”松の葉昆布”をパラりとかける。 努力の甲斐あって 気分よく冷酒を味わう事ができた。
by shige_keura
| 2008-09-17 08:55
| 食
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