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猿の祭りは意外な結果
それは12日の日曜日の事。

近所を歩いていた時に
ふと眼に入ったのが
下の画像にあるポスターである。
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”何!猿楽祭だと!!!”

何たって、私は猿に縁が深い。

自身も申年、両親も同じ、
小さい時から木登りが大好き、
日頃から、キャーキャーと
喧しく賑やか大好き人間だ。

還暦を迎えたときに
手に入れたのが九谷のお猪口である。
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今や九谷の重鎮となった
武腰潤氏の描く
とぼけた猿が煙管で一服している。
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常に一服ばかり、
お休み大好きの私にはピッタンコ!

この猪口で燗酒を飲るのがが無上の楽しみだ。

”猿楽祭”、
こりゃ、同族と一緒に楽しまねばなるまい。

ところがどっこい、
残念なるかな今日の祭りは猿爺には向かぬ。

小猿軍団が奇声をあげて広場を占拠、
無料のワタ飴には長蛇の列。

この町と縁が深い
新潟、妻有村の”どぶろく”を購入し
そさくさと退散。
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丁度、この機会にと向ったのが
歩いて3分の所にある
旧朝倉家の住宅だ。




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朝倉家住宅と庭園は
かって東京府議会議長を務めた
朝倉虎次郎によって大正8年に作られた。

彼は若い頃材木店で働いた経験を生かし
自ら屋敷に使用する材木を吟味した。
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その甲斐あって
関東大震災にもビクともせず
戦争の被害も免れて
往時の姿を殆どそのまま残している。

そしてこ住宅は
昭和39年から近年まで
経済企画庁の渋谷会議所として使用されていた。
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従って、和風建築ながら
会議室を備えた住宅は
堂々たる構えを見せている。
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更に素晴らしいのは庭園だ。
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目黒に下って行く崖線を利用した
回遊式庭園にはツツジ、モミジが一杯。

さぞやその季節は美しかろう。
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中でも最も目を引くのが
どっしりとした石燈籠の数々である。
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昔の日本庭園には
石燈籠がつきものであったが
このような数の石燈籠は
滅多にお目にかかることはないだろう。
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縁側に腰を下ろし
若干色づき始めた
木々の緑に見とれる。

足元の小さな袋が気になって仕方がない。

中身は件の”どぶろく”だ。
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ここで呑むわけにはいかぬが
それが出来たらどんなに良い心持だろう。

そんな事を考えているうちに
木々の緑が遠ざかり
代わりに猿の猪口が目の前に浮かんできた。

早く、家に帰ろう!!
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by shige_keura | 2008-10-22 11:18 | | Comments(0)
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