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カテゴリ:観( 303 )
白眉の舞台
12月5日、見上げる空は雲ひとつない
冬晴れの日の国立劇場前である。
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今日の演目は「番町皿屋敷」、「牡丹灯籠」と並ぶ
日本怪談三大噺のひとつ「四谷怪談」である。
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「怪談は夏と決まっているだろう!
 なんで、わざわざ真冬のこの時期に??」。

こんな声が聞こえてきそうであるが、
これには訳がある。

作者の江戸時代の著名な歌舞伎狂言作者,鶴屋南北は
このお話しを12月に起こった大事件と関わり合いを持たせ,
歌舞伎としての演題を「東海道四谷怪談」としている。
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それでは、鶴屋南北が取り上げた12月に起きた大事件とは何だろうか?

それは、本日の国立劇場内に、
その趣向が取り入れられている。

舞台に向かって客席の両側の壁の模様が
いつもと違って雁木に描かれている。
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更には劇場内では、このようなお土産の飴まで売られている。
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12月~雁木模様~本懐とくれば、
これは「忠臣蔵」に決まっている。

雁木模様は主君の仇を討つために討ち入った
四十七士の装束に描かれているお馴染みのものだ。
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南北が書き上げた狂言が最初に演ぜられた文政8年(1825)、
場所は江戸の中村座なのだが、
その時、お芝居は「仮名手本忠臣蔵」と合わせて2日がかりで行われた。

具体的には1日目が忠臣蔵の6段目までと四谷怪談の3幕目まで、
2日目が忠臣蔵の7段目以降、四谷怪談の3幕目以降、
そして、大詰めの四十七士の討ち入りと繋がっていく。

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by shige_keura | 2015-12-15 07:42 | | Comments(0)
天才プラス努力
私が天才だと思っている男が
本人いわく「血のにじむような努力」を重ねた結果が
見事なまでに結実したのが羽生結弦選手。

先日の長野で行われたアイススケート、
NHK選手権の演技だった。

アイススケートに対して専門的な知識を持たない小生が
批評できるとは思えないが、
これまでの羽生選手の最高演技は
2014年3月ソチ五輪のショート・プログラム「パリの散歩道」だと思っていた。

この時、彼の演技が公式記録世界最高の101.45点の評価を得た。

今回のNHKで彼のショート・プログラムは
ソチを更新する106.33、世界最高記録を得た。

しかしながら、私には点数は劣っても
ソチの「パリの散歩道」の方が出来としては良く思えた。

しかし、翌日のフリーの演技「陰陽師」は
驚愕以外のなにものではない。

フリーとして史上初めて200点台の216.87の評価を得た。

その結果、総合点は今までの世界最高である
パトリック・チャン選手の295.27を大きく上回る322.40点を叩き出した。

解説者としてリンク脇にいた織田、鈴木両選手共に
しばらくは開いた口がふさがらなかったとのコメントが
両者の正直な気持ちを良く表している。

このとき、家内とともにテレビで観戦していたのだが、
二人ともに異口同音に口に出したのが、
かつてのハリウッドで活躍したミュージカル・ダンサーだった。

「フレッド・アステアを思わせるよね」。
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フレッド・アステアとはハリウッドミュージカル史上最高の踊り手、
高潔な人柄と相まって、ダンスの神様と称されている。

羽生選手とフレッド・アステアの共通点は
何気ない動作、仕草、そして立ち姿、
どれをとっても様になっていることである。

動かなくても、その指先には、ほかの選手、ダンサーにはない
美しさ、エレガンスをたたえていることである。

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by shige_keura | 2015-12-11 14:22 | | Comments(0)
”いちょう”の具合がおかしい!
11月28日、孫娘2人の誕生祝いを機会に
久しぶりで青山の「シェ・ピエール」で昼食をとった。
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ここの名物は天下一品ブイヤベースである。

ブイヤベースとはもとを辿れば南仏の漁師たちの手料理だ。
その日の釣果で市場に出せないものを鍋に煮込んで
サフランで香りと色付けをした典型的な郷土料理である。

従って、食材は新鮮だが味は素朴、そこが旧来のブイヤベースである。

「シェ・ピエール」のブイヤベースは
本来の素朴の味わいを濃厚で洗練なものに昇華させている。
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使っている食材も伊勢海老、イカ、アサリ、
その日の新鮮なお魚をふんだんに使っている。

そのまま味わってよし、
お店の秘伝のソースを加えて味わって又良し!

本来は肉党の私もシェ・ピエールではブイヤベースを味わうのが常である。
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本日はそれに加えて前菜にキノコのサラダ、
そして最後に鴨のオレンジソース煮を頼んでしまったから、
お腹ははちきれんばかりである。

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by shige_keura | 2015-12-07 08:58 | | Comments(0)
He will return
約半年ぶりのブログ再開は11月27日(金)、
映画ファン待望の007最新作、「スペクター」日本公開の日となった。
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映画をこよなく愛する爺は
渋谷東宝シネマに上映開始の30分ほど前に
胸躍らせて駆け付けた。

指定券を持っているのだから、そんなに早く行く必要はないのだが
歳とともにせっかちが昂じてきている。

ところが、映画館の入り口前にはご同輩諸氏がたむろ、
開場を今や遅しと待ち構えているではないか。

彼らを観察していると時間つぶしには事欠かない。

殆どのご同輩が007を観る前から肩をいからせ
目は吊り上って興奮状態に入っている。

中には懐からワルサーを抜出し、
ズドンと一発かませてやろうかといった御仁もいる。
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頭の中はすでに、あのジェームズ・ボンドのテーマが駆け巡っているに違いない。

かくいう私も同じように見られていたに違いない。

世界を牛耳る謎の組織「スペクター」が初めて紹介されたのが
シリーズ第2作「ロシアより愛をこめて」だった。
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時に1963年、麻雀と映画で明け暮れていた小生に
アクション映画の面白さをトコトン味あわせてくれたのがこの作品だった。

それから半世紀以上も経った今も
多くのファンを魅了し続けている007の魅力はどこにあるのだろうか。

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by shige_keura | 2015-11-27 22:29 | | Comments(2)
偉大なる敗者
舞台のアカデミー賞とも言われる
アメリカ・ブロードウエー舞台の最高の栄誉である
「トニ―賞」の授賞式がつい先日行われた。

渡辺謙は惜しくも主演男優賞を逃したが、
彼が出演した「王様と私」は主演女優、
助演女優等を獲得し高い評価を得た。

このニュースに接した時、
私の脳裏には一人の女優の顔が浮かんだ。

彼女の名前はデボラ・カー、
英国出身のハリウッドを代表した美人女優である。
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彼女のニックネーム「英国のバラ」の通り、
デボラ・カーは華やかな中につつましやかな気品をたたえていた。

それは、彼女の出世作品「黒水仙」、
尼僧の役で銀幕に登場したことが多分に影響しているだろう。
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彼女、デボラ・カーは又、「偉大なる敗者」と呼ばれたこともあった。

それはアカデミー主演女優賞にノミネートされること6度、
しかし結局彼女はオスカー像を抱くことが出来なかったからだ。
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ノミネート作品のひとつが「王様と私」であり、
シャムの王様を演じたユル・ブリンナーが主演男優賞を得たのに反し、
デボラ・カーはノミネートに留まった。

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by shige_keura | 2015-06-09 22:07 | | Comments(0)
バラの思い出
ゴールデンウィーク最終日。

テレビは毎年繰り広げられる
Uターンラッシュの模様を伝えている。
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ここは我が家の程近く、
小路のなかは周囲の喧騒が嘘のように静まり返っている。
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この一角の大きな大きな邸宅の庭がこの季節に開放される。
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ひっそりと奥ゆかしいPRなので訪れる人は少ないが、
足を踏み入れたならば、ビックリするに違いない。
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バラ、バラ、バラ、見事なまでの色彩の洪水
バラの甘い香りがお庭に充満している。
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バラは花の女王だけに歴史的有名人にもファンが多い。
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先ずはエジプト、プトレマイオス朝のクレオパトラ、
古代ローマに入り5代皇帝・ネロ、
時代を経てナポレオン后妃・ジョセ―フィーヌ、
彼女の薔薇収集は品種改良を飛躍的に発展させたと言われている。
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バラを描いた絵も多い。

古くはルネッサンス期のボッティチェリの名作、
「ヴィーナスの誕生」にも風がバラを運びヴィーナスの周りを舞っている。
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映画や音楽にもバラは数多く登場する。

黄色いバラを見るとすぐに思い出すのが「テキサスの黄色いバラ」、
1955年ミッチ・ミラーの演奏で日本でもヒットした。
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この曲はもともとアメリカ南部に伝わる民謡で、
テキサスに実在した美しく勇敢な女性、
エミリー・モルガンを称えた歌とされている。

彼女はテキサスをメキシコから独立させる為に
大きな功績を残したと伝えられている。

ただ、私がこの歌を聞いた時にすぐに頭に浮かんだのは
西部劇の名作「黄色いリボン」である。

名匠ジョン・フォードがこよなく愛した西部への想いを捧げた名作、
劇中、黄色いリボンを束ね颯爽と馬上にまたがるヒロインのジョーン・ドル-、
キリッとした典型的なヤンキ-・レディ、格好良かったな-。
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「テキサスの黄色いバラ」の一節を紹介しておこう。
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She ‘s the sweetest rose of color
A fellow ever knew
Her eyes are bright as diamonds
They sparkle like dew

「あの娘は誰もが認める甘美なバラの花
 瞳はダイアモンドのように輝き、
 朝露の玉のように煌めいている」

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by shige_keura | 2015-05-11 15:55 | | Comments(0)
杜若と燕子花
タイトルの読み方は共に同じ、カキツバタである。

「いずれアヤメかカキツバタ」、優劣の判断が難しい例え、
両雄共に皐月が旬の花である。
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カキツバタは古来はカキツハタと呼ばれていた。

すなわち、昔はこの花の汁を摺って
衣に染める為の染料として使われたことから
「掻付花」或いは「書付花」(カキツキハナ)と呼ばれた。

現在の漢字「杜若」と「燕子花」、何故二つあるのか?
定かではないが共に漢名の借用である。

ただ、杜若はツユクサ科のヤブミョウガであり
燕子花はキンポウゲ科に属しているというから
一体全体、どうなっているのか?何だかよく分からない。

私が親しんだ漢字名は「杜若」であり
「燕子花」をカキツバタと読むと知ったのは今日が初めてだ。

さて、カキツバタは愛知県の県花である。

それは「伊勢物語」で有原業平が
三河国・八橋でカキツバタの歌を詠んだことに発している。
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「から衣、きつつなれにし、つましあれば、はるばる来ぬる、たびをしぞ思ふ」
この歌は「折句」と呼ばれる技法が取り入れられている。

すなわち、各句のはじめの語を繋げると「かきつはた」になるのだ。

又、この歌は京都を旅立ち東下りの途中で詠んだもので、
句のひとつの解釈として次のように説明されている。

「慣れ親しんだ唐衣のような妻を京都に置いてまで
 はるばると田舎まで来てしまったものだと思うと切なくなる」。
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随分と殊勝な気持ちを表わしているが、
美男と言われた業平、正直言って余りピンと来ない。

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by shige_keura | 2015-05-04 10:29 | | Comments(0)
伝説の狙撃手VS天才数学者
2014年のアカデミー賞レースを盛り上げた2本の傑作、「アメリカンスナイパー」と
「イミテーション・ゲーム  エニグマと天才数学者の秘密」を連続して鑑賞した。

前評判通りの秀作には違いないが、
そこにアメリカと英国のお国柄の違いも垣間見て非常に興味深かった。
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「アメリカンスナイパー」はイラク戦争に4回に渡り出征し、
米軍史上最多の160名を射殺した伝説の狙撃手、
クリス・カイルの人間像を精緻に描いている。
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イラクの反政府軍掃討の為に派遣されたアメリカ軍は
相手の巧妙な抵抗に苦戦を強いられる。

何故ならば、現場は反政府軍が立て籠っているだけではなく
地元一般市民も怯えながら生活している。

即ち、両者を見分けることは難しく、
一歩誤れば一般市民を犠牲にする危うさがつきまとう。

一方、アメリカ軍は相手からは簡単に敵として認識されるのだから
神経のすり減らし方も尋常ではない。

クリス・カイルはアメリカを、そして同胞を守るためには
女子供にまで銃を向けざるを得ない。

本質的には優しい父親、
クリスの精神は徐々に変調をきたしてゆく。
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監督は今やハリウッド最高の映画人と
誰もが認めるクリント・イーストウッド。

彼はアメリカ映画の本質・娯楽性を外すことなく、
クリス・カイルを通じて戦争を愛国的側面と
反戦的側面をも淡々と冷徹に捉えていく。

今年84歳となったイーストウッドだが
衰えを微塵と感じさせないエネルギーは驚異的である。

1992年、イーストウッドの大好きな西部劇「許されざる者」で
彼は念願のアカデミー監督賞を受賞した。

以下がイーストウッドの煌めくばかりの作品群と
キネマ旬報の年度評価(ベストテン)を挙げよう。

1992年 「許されざる者」 1位
1995年 「マディソン郡の橋」 3位
2000年 「スペース・カウボーイ」 1位
2003年 「ミスティック・リバー」 1位
2004年 「ミリオンダラー・ベイビー」 1位
2006年 「父親たちの星条旗」 1位 「硫黄島からの手紙」 2位
2008年 「グラントリノ」 1位 「チェンジリング」 3位
2009年 「インビクタス/負けざる者たち」 2位
2011年 「J・エドガー」 8位
2014年 「ジャージーボーイズ」 1位
2015年 「アメリカンスナイパー」 ?


2014年「ジャージーボーイズ」と
「アメリカンスナイパー」の2作品を手掛け
健在ぶりを改めて証明したクリント・イーストウッド、
今後の活躍が楽しみである。

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by shige_keura | 2015-04-16 23:01 | | Comments(0)
燃えなくて良かった!
「○○は燃えているか」。

映画ファンならば○○に入る言葉が
パリであることは良くご存知の筈だ。

1966年、フランスの巨匠、ルネ・クレマンが
第2次大戦時のパリ解放を描いたノンフィクション小説をベースに
手掛けた映画のタイトルが「パリは燃えているか」である。
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では、この言葉は誰がどのような状況で言ったものだろうか?

時は1944年8月25日、場所はドイツ軍占領下のパリである。
独軍占領下と言っても、連合軍のノルマンディ上陸作戦以来、
ドイツ軍は後退に後退を重ね、パリ解放も時間の問題となっていた。

この日、総統・ヒトラーが作戦部長のアルフレ-ド・ヨーデルに
苛立ちを隠せず、3回にわたって聞いた言葉が
「パリは燃えているか」(Is Paris Burning?)である。
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すなわち、ヒトラーは世界一美しい街、
パリを徹底的に破壊しようとしていた。

ノートルダム寺院を皮切りにルーブル美術館、オペラ座等々、
歴史ある美しい建造物すべてが灰塵の危機にさらされていた。

それではヒトラーはパリの街を忌み嫌っていたのか?

そうではない。彼はパリをこよなく愛していた。
では、何故ヒトラーはパリを破壊しようとしたのか?? 

それは、すでに負け戦を覚悟していたヒトラーは
彼の大好きな街・パリを連合軍側に奪われるぐらいならば
徹底的に破壊し尽くそうと思ったからなのだ。
               (ホテル ル・ムーリス)
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命令を受けたのがパリのホテル・ル・ムーリスに
本拠を置く独軍総司令部、防衛司令官・コルテッツ将軍だった。

彼とて美しいパリを壊したくはなかったが
命令にそむけば彼の愛する妻子は処刑されてしまう。

               (6月6日、連合軍の「ノルマンディ上陸」)
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パリの破壊はもはや時間の問題だった。
一方、破壊工作成就の報せが来ないヒトラーは苛立ちを募らせていた。
独軍の防衛線を突破した連合軍の足音はパリに迫って来た。

「風雲急を告げるパリ」
果たしてパリは救われるのか?

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by shige_keura | 2015-03-21 23:18 | | Comments(0)
薫風の心地よさ!!
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遂に念願のお芝居を観ることが出来た。
江戸時代の風情、市井の表情を生き生きと描いた舞台は
期待を超える素晴らしさだった。
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国立劇場3月の演目、「梅雨小袖昔八丈 -髪結新三-」である。
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本作品は坪内逍遥が「江戸歌舞伎の大問屋」と評した
河竹黙阿弥の代表作のひとつだ。

初演は明治6年(1873)、江戸の中村座。
黙阿弥が六代目・尾上菊五郎の為に書いた本作品は
歌舞伎の世話物代表作として多くの歌舞伎ファンに支持されてきた。

その一人が故・池波正太郎さんであり、
彼の随筆「味と映画の歳時記」、「昔の味」に
少年の頃に観たお芝居の様子が描かれている。
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池波さんの一篇を抜き取ってみよう。

「この芝居を初めて観たのは、まだ少年のころであったが、
 いうまでもなく新三は六代目・菊五郎で、
 歌舞伎座の客席に初夏の薫風が香る想いがした。
 房楊枝(ふさようじ:現代で言えば“歯ブラシ”)を頭へさし、
 広袖の手ぬぐい浴衣、高銀杏歯(たかいちょうば)の下駄を履いた新三は
 初鰹の片身を三分で買う。
 三分と言えば、あと一分で一両になるわけだから、
 現代の生活感覚の上からは五万円にも六万にもつくのだろう。

 ・・・・・・・・・・・江戸っ子と初鰹については
 くだくだと書きのべるまででもあるまい。
 南方から海をわたってくる鰹の群れは、
 薩南から土佐を経て紀州へ。
 さらに遠州灘をすぎ、伊豆半島へ懸かるころには脂ものって、
 初鰹のシュンということになる。・・・・」。

季節と食べ物が密接に庶民の生活に係っていた頃のお話だ。

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by shige_keura | 2015-03-07 18:07 | | Comments(0)



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