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郷愁のスパイ映画 -前篇-
ここは目黒駅そばにある小さな映画館、「目黒シネマ」、
定員100名ほどの場内はご同輩、若者で超満員だ。

「いいねー!昔の映画館みたいだぜ」。

映画の冒頭に1960年初期の世界情勢を表す
フィルムがカットバックで流れる。
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そこに登場するのは、20世紀生まれ、初のアメリカ大統領、
ジョン・F・ケネディの爽やかさと若さのダイナミズム、
続いては共産国家の領袖ソ連(現・ロシア)を率いる
老獪にして貫禄十分なニキータ・フルシチョフである。
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アメリカとソ連、自由主義と共産主義、
そこには「東西冷戦」の言葉が織りなした
一触即発の緊張感が世界に漂っていた。

その緊張が頂点に達したのが
1962年に勃発した「キューバ危機」だったと思う。

当時高校生の私ですら、
これは核兵器を交えた最悪のシナリオ、
「第三次世界大戦」突入の恐怖がよぎった。
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幸いにして危機は免れ、
その後ソ連改革後に東西冷戦は終結するのだが、
この緊迫の世界情勢が生んだのが
本日観た映画、「コードネーム U.N.C.L.E」である。
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by shige_keura | 2016-01-18 16:46 | | Comments(0)
ブロードウエイが運ぶ青春の女神
1月11日の成人の日、渋谷ヒカリエの「シアター・オーブ」で鑑賞したのが
”NEW YEAR’S MUSICAL CONCERT 2016“である。
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今日の相方は成人式まではまだまだ程遠い孫、
まことに奇妙な取り合わせ,
”THE ODD COUPLE“の誕生である。

カップル誕生の背景は省くが、
二人の共通点は何と言っても映画、
ならば本日の公演は誠に楽しみである。

何故ならば、公演でカバーするナンバーは
ミュージカルファンならば知らない人はいない、
ロジャーズ&ハマースタイン、レナード・バーンスタイン、
コール・ポーター、アーヴィング・バーリン等。

一世を風靡した音楽界の大御所たちの傑作を
ブロードウエイをはじめ、ウエストエンド、パリで活躍する
5人の男女が次々と歌いまくるという
贅沢極まりない趣向であるからだ。
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男性が3人、「オペラ座の怪人」のファントム役2,000回を超え
最多出演を誇るハワード・マクギリン、
「ノートルダム・ド・パリ」の主役、カジモトを
ライフワークとして活躍しているマット・ローラン、
そして「レ・ミゼラブル」の主役・ジャン・バルジャンを
英語とフランス語でこなせる稀有の存在ロベール・マリアン。

               (左から、ロベール・マリアン、レイチェル・タッカー、
                ハワード・マクギリン、ローラ・オズネス、マット・ローラン)
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女性は二人、まずは2009年「南太平洋」の主役でデビューし
世間をアッと言わせたミネソタのヤンキーギャル、ローラ・オズネス、
アイルランド出身のレイチェル・タッカーは
「アイ・ウイル・ロック・ユー」、「ウイキッド」等で活躍の実力派女優である。

公演は9日から本11日までのわずか3日間、
大入り満員の場内は開演前から熱気が渦巻いている。

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by shige_keura | 2016-01-16 18:55 | | Comments(0)
大女優についての「ちょっとした」考察
11月25日、新聞紙上に一斉に報じられたのが
「伝説の大女優・原節子逝く」だった。
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彼女は「東京物語」「麦秋」「晩秋」等で
日本を代表する女優となっていった。

ただ、原節子が大女優としての地位を築くのは、
映画界からの早すぎる引退、謎に包まれた私生活等、
その神秘的な側面が後押ししたといって良いと思う。

謎のベールに覆われた大女優、
その意味では西のグレタ・ガルボと並び称される存在だった。

グレタ・ガルボ(1905~1990)はスウェーデン生れ、
トーキー映画初期のハリウッドを代表する女優である。
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彼女は1924年本国で女優としてのデビューを飾ったが、
それを目にとめたハリウッド大手、MGMの誘いでアメリカに渡った。

1926年、第3作目「肉体の悪魔」で
ガルボの名前は全米中に知られMGMの看板スターとなっていった。

「ガルボが話す!」。

これは彼女が1930年に初めて出演したトーキー映画、
「アンナ・クリスティ」の宣伝文句であり、彼女は全米を代表する女優となった。

ところが1941年、彼女35歳の円熟を迎えた時、
突如、映画界から引退した。

以降、多くのファンからの復帰を望む声にも耳を貸さず
二度とスクリーンに顔を見せることはなかった。

彼女はこの世を去る1990年までのほぼ半世紀の間、結婚もせず、
公の場所にはほとんど姿を見せなかったと言われているが、
実際は少し違っているようだ。

ガルボは1951年アメリカの市民権を得て
マンハッタンで独り暮らしをしていく。

その間、例えば1963年には
ホワイトハウス公式晩餐会の招待に応じ出席した。

その時の印象をケネディ元大統領夫人である
ジャクリーンは次のように話している。

「彼女はとても魅力的でユーモアに溢れる女性だったわ」。
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ガルボが世間に背を向けているとの噂は
マスコミが彼女に、ことさら神秘的なベールをまとわせようとした
意図的なものであったようである。

ただ確かなことはガルボ自身、
映画、映画界を好ましく思っていないことが
引退理由だったということである。

彼女は死ぬ4年前にスウェーデンの某伝記作家にこう語った。

「私はハリウッドに疲れてしまったの。
 仕事も好きになれなかったし撮影現場に行くのが辛かった。
 私は全く別の人生を送りたいと思っただけ」。

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by shige_keura | 2015-12-30 16:57 | | Comments(0)
怪談の怪
今日のお話のきっかけとなったのは
先日観劇した「東海道四谷怪談」である。

四谷怪談の基を辿れば、
元禄時代に起きたある事件を基に創作されたお話で、
そこから多くのバリエーションが生まれているとのことだ。

中でも有名なのが三遊亭圓朝の落語と
鶴屋南北の「東海道四谷怪談」となる。

ここで、よく分からないことが二つ出てくる。

ひとつは、元禄時代に起きたある事件とは何か?ということと、
もうひとつは、事件の発生場所は一体全体どこか?

この二点である。

四谷というとすぐに新宿区の四谷を思い浮かべてしまうが
怪談の発生は、江戸時代の雑司ヶ谷町にあった
四谷(現在の豊島区雑司が谷)が舞台であるとの説が定着している。

ところが、鶴屋南北の歌舞伎狂言の中には
四谷左門の名前のお武家が登場してくる。

四谷左門とは言えば
すぐに連想するのが新宿区・四谷左門町となる。

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by shige_keura | 2015-12-18 09:39 | | Comments(0)
白眉の舞台
12月5日、見上げる空は雲ひとつない
冬晴れの日の国立劇場前である。
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今日の演目は「番町皿屋敷」、「牡丹灯籠」と並ぶ
日本怪談三大噺のひとつ「四谷怪談」である。
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「怪談は夏と決まっているだろう!
 なんで、わざわざ真冬のこの時期に??」。

こんな声が聞こえてきそうであるが、
これには訳がある。

作者の江戸時代の著名な歌舞伎狂言作者,鶴屋南北は
このお話しを12月に起こった大事件と関わり合いを持たせ,
歌舞伎としての演題を「東海道四谷怪談」としている。
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それでは、鶴屋南北が取り上げた12月に起きた大事件とは何だろうか?

それは、本日の国立劇場内に、
その趣向が取り入れられている。

舞台に向かって客席の両側の壁の模様が
いつもと違って雁木に描かれている。
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更には劇場内では、このようなお土産の飴まで売られている。
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12月~雁木模様~本懐とくれば、
これは「忠臣蔵」に決まっている。

雁木模様は主君の仇を討つために討ち入った
四十七士の装束に描かれているお馴染みのものだ。
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南北が書き上げた狂言が最初に演ぜられた文政8年(1825)、
場所は江戸の中村座なのだが、
その時、お芝居は「仮名手本忠臣蔵」と合わせて2日がかりで行われた。

具体的には1日目が忠臣蔵の6段目までと四谷怪談の3幕目まで、
2日目が忠臣蔵の7段目以降、四谷怪談の3幕目以降、
そして、大詰めの四十七士の討ち入りと繋がっていく。

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by shige_keura | 2015-12-15 07:42 | | Comments(0)
天才プラス努力
私が天才だと思っている男が
本人いわく「血のにじむような努力」を重ねた結果が
見事なまでに結実したのが羽生結弦選手。

先日の長野で行われたアイススケート、
NHK選手権の演技だった。

アイススケートに対して専門的な知識を持たない小生が
批評できるとは思えないが、
これまでの羽生選手の最高演技は
2014年3月ソチ五輪のショート・プログラム「パリの散歩道」だと思っていた。

この時、彼の演技が公式記録世界最高の101.45点の評価を得た。

今回のNHKで彼のショート・プログラムは
ソチを更新する106.33、世界最高記録を得た。

しかしながら、私には点数は劣っても
ソチの「パリの散歩道」の方が出来としては良く思えた。

しかし、翌日のフリーの演技「陰陽師」は
驚愕以外のなにものではない。

フリーとして史上初めて200点台の216.87の評価を得た。

その結果、総合点は今までの世界最高である
パトリック・チャン選手の295.27を大きく上回る322.40点を叩き出した。

解説者としてリンク脇にいた織田、鈴木両選手共に
しばらくは開いた口がふさがらなかったとのコメントが
両者の正直な気持ちを良く表している。

このとき、家内とともにテレビで観戦していたのだが、
二人ともに異口同音に口に出したのが、
かつてのハリウッドで活躍したミュージカル・ダンサーだった。

「フレッド・アステアを思わせるよね」。
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フレッド・アステアとはハリウッドミュージカル史上最高の踊り手、
高潔な人柄と相まって、ダンスの神様と称されている。

羽生選手とフレッド・アステアの共通点は
何気ない動作、仕草、そして立ち姿、
どれをとっても様になっていることである。

動かなくても、その指先には、ほかの選手、ダンサーにはない
美しさ、エレガンスをたたえていることである。

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by shige_keura | 2015-12-11 14:22 | | Comments(0)
”いちょう”の具合がおかしい!
11月28日、孫娘2人の誕生祝いを機会に
久しぶりで青山の「シェ・ピエール」で昼食をとった。
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ここの名物は天下一品ブイヤベースである。

ブイヤベースとはもとを辿れば南仏の漁師たちの手料理だ。
その日の釣果で市場に出せないものを鍋に煮込んで
サフランで香りと色付けをした典型的な郷土料理である。

従って、食材は新鮮だが味は素朴、そこが旧来のブイヤベースである。

「シェ・ピエール」のブイヤベースは
本来の素朴の味わいを濃厚で洗練なものに昇華させている。
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使っている食材も伊勢海老、イカ、アサリ、
その日の新鮮なお魚をふんだんに使っている。

そのまま味わってよし、
お店の秘伝のソースを加えて味わって又良し!

本来は肉党の私もシェ・ピエールではブイヤベースを味わうのが常である。
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本日はそれに加えて前菜にキノコのサラダ、
そして最後に鴨のオレンジソース煮を頼んでしまったから、
お腹ははちきれんばかりである。

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by shige_keura | 2015-12-07 08:58 | | Comments(0)
He will return
約半年ぶりのブログ再開は11月27日(金)、
映画ファン待望の007最新作、「スペクター」日本公開の日となった。
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映画をこよなく愛する爺は
渋谷東宝シネマに上映開始の30分ほど前に
胸躍らせて駆け付けた。

指定券を持っているのだから、そんなに早く行く必要はないのだが
歳とともにせっかちが昂じてきている。

ところが、映画館の入り口前にはご同輩諸氏がたむろ、
開場を今や遅しと待ち構えているではないか。

彼らを観察していると時間つぶしには事欠かない。

殆どのご同輩が007を観る前から肩をいからせ
目は吊り上って興奮状態に入っている。

中には懐からワルサーを抜出し、
ズドンと一発かませてやろうかといった御仁もいる。
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頭の中はすでに、あのジェームズ・ボンドのテーマが駆け巡っているに違いない。

かくいう私も同じように見られていたに違いない。

世界を牛耳る謎の組織「スペクター」が初めて紹介されたのが
シリーズ第2作「ロシアより愛をこめて」だった。
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時に1963年、麻雀と映画で明け暮れていた小生に
アクション映画の面白さをトコトン味あわせてくれたのがこの作品だった。

それから半世紀以上も経った今も
多くのファンを魅了し続けている007の魅力はどこにあるのだろうか。

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by shige_keura | 2015-11-27 22:29 | | Comments(2)
偉大なる敗者
舞台のアカデミー賞とも言われる
アメリカ・ブロードウエー舞台の最高の栄誉である
「トニ―賞」の授賞式がつい先日行われた。

渡辺謙は惜しくも主演男優賞を逃したが、
彼が出演した「王様と私」は主演女優、
助演女優等を獲得し高い評価を得た。

このニュースに接した時、
私の脳裏には一人の女優の顔が浮かんだ。

彼女の名前はデボラ・カー、
英国出身のハリウッドを代表した美人女優である。
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彼女のニックネーム「英国のバラ」の通り、
デボラ・カーは華やかな中につつましやかな気品をたたえていた。

それは、彼女の出世作品「黒水仙」、
尼僧の役で銀幕に登場したことが多分に影響しているだろう。
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彼女、デボラ・カーは又、「偉大なる敗者」と呼ばれたこともあった。

それはアカデミー主演女優賞にノミネートされること6度、
しかし結局彼女はオスカー像を抱くことが出来なかったからだ。
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ノミネート作品のひとつが「王様と私」であり、
シャムの王様を演じたユル・ブリンナーが主演男優賞を得たのに反し、
デボラ・カーはノミネートに留まった。

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by shige_keura | 2015-06-09 22:07 | | Comments(0)
バラの思い出
ゴールデンウィーク最終日。

テレビは毎年繰り広げられる
Uターンラッシュの模様を伝えている。
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ここは我が家の程近く、
小路のなかは周囲の喧騒が嘘のように静まり返っている。
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この一角の大きな大きな邸宅の庭がこの季節に開放される。
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ひっそりと奥ゆかしいPRなので訪れる人は少ないが、
足を踏み入れたならば、ビックリするに違いない。
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バラ、バラ、バラ、見事なまでの色彩の洪水
バラの甘い香りがお庭に充満している。
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バラは花の女王だけに歴史的有名人にもファンが多い。
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先ずはエジプト、プトレマイオス朝のクレオパトラ、
古代ローマに入り5代皇帝・ネロ、
時代を経てナポレオン后妃・ジョセ―フィーヌ、
彼女の薔薇収集は品種改良を飛躍的に発展させたと言われている。
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バラを描いた絵も多い。

古くはルネッサンス期のボッティチェリの名作、
「ヴィーナスの誕生」にも風がバラを運びヴィーナスの周りを舞っている。
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映画や音楽にもバラは数多く登場する。

黄色いバラを見るとすぐに思い出すのが「テキサスの黄色いバラ」、
1955年ミッチ・ミラーの演奏で日本でもヒットした。
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この曲はもともとアメリカ南部に伝わる民謡で、
テキサスに実在した美しく勇敢な女性、
エミリー・モルガンを称えた歌とされている。

彼女はテキサスをメキシコから独立させる為に
大きな功績を残したと伝えられている。

ただ、私がこの歌を聞いた時にすぐに頭に浮かんだのは
西部劇の名作「黄色いリボン」である。

名匠ジョン・フォードがこよなく愛した西部への想いを捧げた名作、
劇中、黄色いリボンを束ね颯爽と馬上にまたがるヒロインのジョーン・ドル-、
キリッとした典型的なヤンキ-・レディ、格好良かったな-。
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「テキサスの黄色いバラ」の一節を紹介しておこう。
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She ‘s the sweetest rose of color
A fellow ever knew
Her eyes are bright as diamonds
They sparkle like dew

「あの娘は誰もが認める甘美なバラの花
 瞳はダイアモンドのように輝き、
 朝露の玉のように煌めいている」

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by shige_keura | 2015-05-11 15:55 | | Comments(0)



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