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山中日記  -スズネバの昼食-
8月9,10日とここにしては蒸し暑い日が続く。

こんな日の昼食は冷たい麺類が理想的、
しかしながら、夏を乗り切るスタミナも補充せねばならぬ。

冷静な目で見れば、毎日肉類をたっぷりと食べ
昼食ぐらいは素うどんで十分なのだが
それでは腹の虫がおさまりそうもない。

ここ富士五湖一帯、特に富士吉田は
古くからコシの強いウドンで有名だ。
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もともと、山梨県の伝統的粉食料理の筆頭は「ほうとう」である。

キシメンの何倍かも幅の広い麺を
カボチャをはじめとする土地の野菜と共に煮込み、
味噌風味で食べる郷土食である。

それが江戸時代に入り”富士講”の隆盛と共に
富士山麓の地に多くの旅人がおしよせ、
”ほうとう”と共にウドンが供せられるようになった。

昭和の中期まではマイナーな存在だったウドンだが
2007年、農水省が「農山漁村郷土料理百選」のひとつとして
富士吉田のウドンを選んだことにより
全国的にその名前を轟かせることとなっていった。

かくいう私も、味噌でクタクタ煮込む”ほうとう”には見向きもしないが
特に夏の暑い日に食べるウドンは
ここでの好物のひとつだ。

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by shige_keura | 2011-08-31 08:35 | | Comments(0)
山中日記 -夏休みの学習 その3-
夏休みの学習  -その3 昔のスターたちは?-

甲府盆地の酷暑が身にしみて感じた8月10日、
笛吹市、即ち石和温泉ちかくにある山梨県立博物館で
夏休みの児童目当てに開かれている
「大昆虫博覧会」に出かけた。
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余り賑わっているとは思えぬ地方都市にしては
この博物館は不釣り合いなほど立派で豪勢だ。
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地方を巡ると頻繁に見かけるゴージャスな箱モノ、
歪んだ地方行政の縮図ここにありとPRにこれ務めているようだ。
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ただ、展示内容は充実していた。
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特に単に昆虫を展示するにとどまらず
昆虫と歴史の係り合い、
特に甲州、武田家と昆虫の関係まで
ときほぐし、なかなか興味深かった。
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               (トンボの別名は”勝ち虫”、だから兜の飾りにも)
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童心に帰って夢中になって昆虫に見入っていたのだが
そのうちに妙な違和感にとらわれるようになった。

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by shige_keura | 2011-08-30 08:37 | | Comments(2)
五人囃子の笛太鼓・・・・・
季節外れではあるが、
サトウ八チロ-作詞の「ひな祭りの歌」。

「あかりをつけましょ、ぼんぼりに
 お花をあげましょ、桃の花、
 五人囃子の笛太鼓、
 今日は楽しいひな祭り」

五人囃子とは所詮、
雛飾りの脇役だ。

ところが、その脇役が
昨日今日、雛壇の真ん中に座っている。

何故なら、これから2時間後に、
五人囃子の中から、某党のリーダーが選ばれるのだ。

某党が取るに足りないグループならばいざ知らず
最大与党であるので、選出者は自動的に
国のリーダーとなってしまう。

国民の意志とは全く関係なく
拙速としか言えぬ短時間で国のリーダーが決まる???

我々としては切歯扼腕、隔靴掻痒の思い、
これでは益々、一般市民と政治が離れて行ってしまう。

何が「今日は楽しいひな祭り」だ!
これぞ、「今日は空しい馬鹿騒ぎ」である。

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by shige_keura | 2011-08-29 09:07 | その他 | Comments(0)
山中日記 -夏休みの学習  その2-
夏休みの学習  その2、 「道者の宿」

“富士は日本一の山――――”、
我が国のシンボルというべき富士山への登山ルートは四つある。

静岡県側に富士宮、須走、御殿場、
そして山梨県側の富士吉田である。

中では富士吉田ルートが最も親しまれている。

具体的に数字をあげると2010年、
7,8月に富士山に登った人の数は320、975名で、
登山ルート別の人数は次の通りだ。

富士宮ルート    78,614名
須走ル―ト     48,196
御殿場ルート     9,845
富士吉田ルート  184、320

このように登山者合計の6割近くが富士吉田口から日本一の山を目指している。

その主な理由は古くから富士山信仰の玄関口として
繁栄を極めてきたことに有るのだろう。

富士山は古来より噴火の猛威を振るう火山として
人々に畏敬の念をもって崇められ、
神仏が住む霊山として山岳信仰の対象とされてきた。

そのため、繰り返す噴火を鎮めるために
浅間大神を祀ったのが浅間信仰の始まりとされている。

富士山の山頂が富士山本宮浅間大社奥宮神社の
境内となっているのはその表れである。

富士山信仰は時代と共に一般に深く浸透し
江戸時代後半には富士講として隆盛を極めた。

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by shige_keura | 2011-08-27 10:19 | | Comments(0)
山中日記 -汲めども尽きぬ野球の話題 後篇-
子供の頃、ファンレターを出した、
たった一人の野球人が居た。

その人の名前は永野元玄(モトハル)。

当時、東京六大学野球、慶応の捕手を務め
”ゲンゲン君”の愛称でスマートでハンサムな風貌は
特に女性ファンに親しまれていた男だった。

男性の私は永野選手に好感を持っていたとは言え
熱烈なファンとまでは言えぬ存在だった。

にもかかわらず、何故、ファンレターを出したのかと言うと
次のような訳がある。

そのころ、一緒に住んでいた従姉妹の一人で
熱狂的な永野ファンだった彼女が盲腸炎で入院してしまった。

私は何か彼女の喜ぶものをお見舞いにと考えているうちに
思い当たったのが永野選手からの便りだった。

往復ハガキを購入し、
早く返事が来るようにと
祈るような思いで便りをしたためた。

数日後、永野選手から返事をもらった私は
それこそ、飛ぶように三田の済生会病院に向かった。

思いもよらぬ、あこがれの君からの便り、
葉書を持つ彼女の手は震えているようだった。

これでも私は結構心優しい少年だったのだ。

さてさて、ニュースウオッチで堅田審判が紹介したボールは
星陵対松山の死闘18回、
当日の球審を務めていた永野さんから貰ったものだった。

そのとき、永野さんは堅田投手にこう語りかけながらボールを手渡した。

「堅田君、もう一度甲子園球場を良く見ておきなさい」。

その時のボールの感触、そして甲子園球場の景色、
それらが忘れられぬ思い出となって松下電器入社後、
堅田さんを高校野球の審判として甲子園に導いていくこととなった。

ボールを手渡した永野さん、
当時を述懐してこう語っていた。

「試合後、どうしても堅田君と話がしたかった。
 手渡したボールはサヨナラになったときのボールでは無く
 試合中に使っていた他のボールです。

 試合が決まったボールを渡すことは
 自分の思い出とも絡めて、むごくて出来ませんでした」。

永野さんの思い出の試合とは1953年、夏の甲子園決勝戦、
彼は土佐高校の中軸バッターで正捕手として
松山商業と戦ったときである。

このとき、土佐高校は2対1のまま9回裏、
2死、2ストライクまで松山を追い詰めながら
思っても見ない同点を許してしまう。

結果は延長13回、2対3と松山の軍門に下った。

(松山商業決勝点の瞬間、捕手は永野さん)
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「優勝旗のない優勝校」、
その時土佐高校に送られた最大級の賛辞である。

               (地元へ凱旋した準優勝、土佐高校)
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しかしながら、永野さんは忘れたくても忘れられぬ苦汁をそのとき味わった。

9回裏2死、2ストライク、次の球を打者はファールチップ! 

その球は永野さんのミットを弾き地面に落ちた! 

「あの時、何故、あれが取れなかったのだろう」。

エラーとして記録に残っていない、
が、しかし、永野さんには自分のミスであるとの自責の念が残った。

甲子園のほろ苦い思い出が
いつまでも永野さんの胸に残り消えなかった。

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by shige_keura | 2011-08-26 08:51 | スポーツ | Comments(2)
山中日記 -汲めども尽きぬ野球の話題 前篇-
NHKニュースウオッチ9のアンカーマン、大越健介さん、
温かい人柄を思わせる爽やかな語り口が大好きだ。

好きになるもう一つの理由は
彼が根っからの野球人であることにも因るのだろう。

甲子園出場は叶わなかったが
東大のエースとして神宮で活躍
通算8勝の勝ち星は歴代東大エース第5位である。

更には、1983年の日米大学野球選手権に
東大選手として初めて代表に選出されたことは
彼の卓越した野球人としての技量の表れだ。

日大三高の優勝で幕を閉じた夏の大会、
大越さんは甲子園を取材していた。

その中の、エピソードのひとつが
先日のニュースウオッチ9で紹介され、
その時、登場した一人の審判によって
その昔の野球のひとこま、ひとこまが
懐かしく思い出された。

まさに、題名の通り、「汲めども尽きぬ野球の話題」となっていった。

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by shige_keura | 2011-08-25 09:32 | スポーツ | Comments(0)
山中日記 -夏休みの学習 その1-
-夏休みの学習 その1- 「真夏でブルブル」

子供の頃の夏休みの思い出のひとつと言えば
絵日記、自由研究等の宿題だ。

ふと気がつけばヒグラシが“カナカナ”と、
もの寂しく夏の終盤を告げ、
その一方で、宿題は未だ前半のままにほったらかされている。

「まずいぞ! これは!!」

こんな経験を全ての御同輩諸氏は持たれていることと思う。

孫たちと共にここで過ごす生活は
遠い昔の自由学習の記憶を思い起こさせてくれた。

ここは山中湖から富士吉田への道すがらに有る「富士レーダードーム館」。
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以前からドームが目立つ建物の所在は知ってはいたが
訪れたのはこの地としては珍しくも太陽がジリジリと照りつける今日、
8月17日が初めてだった。
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この時は、まさか30分後に、
寒さに震える体験をするとは夢にも思わなかった。

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by shige_keura | 2011-08-23 16:33 | | Comments(0)
山中日記  -森で飲む酒は-
ここのところ、やけに酒の味が旨く感じる。

特に陽が西に傾き涼けさが増すころ、
深い緑に包まれた庭先で飲む酒は格別だ!!
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但し、どの酒でも良いというものではなく
やはり、この環境に相応しいものをチョイスせねばならぬ。

ここに、娘たちの旦那方が買っておいたと思われる、
二本の酒瓶がある。
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ひとつはジンのボンベイ・サファイア、
もう一方はウォッカのスミルノフ、
まさに、森で飲むに相応しい強い酒、スピリッツだ。

先ずは、ジンとなればジントニックに決まっている。

その昔私にとってのジンと言えば
古典のトップブラン、ドゴードンか
ロンドン塔衛兵のラベルで親しいビフィータ-だった。

ただ、最近ではすっきりとした味わいが売り、
ケネディ元大統領、フランク・シナトラが愛したタンガレ-、
そしてスパイシーなボンベイ・サファイアと
選択肢が広がってきた。

重厚なグラスにボンベイ・サファイアを注ぎ
ブッカキ氷にトニックウォ-タ-、
そして欠くべからざるライムを添えてグッとひと飲み。
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水滴の浮かんだグラスの向こう側には
夕暮れ迫る緑の森が浮かび上がっている。

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by shige_keura | 2011-08-21 10:33 | | Comments(3)
エリート・アンパイア逝く
高校野球、夏の大会は愈々佳境!
プロ野球ペナントレースも白熱の度を増してきたこの頃、
8月17日付新聞は、ひとりのアンパイアの
逝去を伝えていた。

平光清、享年73歳、
試合中断のときは審判室で
うまそうに紫煙をくゆらせていた人に相応しい
肺がんに因る逝去である。

この人については
私生活、審判としてのジャッジ、
何かと風評が絶えなかった。

その中でもよく言われたのが
巨人びいきのジャッジである。

この件について、私はジャッジできない。

しかし、多くの審判を見てきた中で
平光さん程、最もスタイリストにして
野球を愛した審判はいなかったのではないだろうか。

小学校1年生から野球にのめり込んだ私、
「格好良いなー!」と思わせた審判が二人いた。

一人は国友正一であり、
もうひとりが今日の主人公、平光清、
共に、当時としては珍しい
インサイド・プロテクターを着用した審判である。

ただ、恐らくは生まれ育ちから身に付いたであろう
スマートでダンディーなスタイルは
平光さんに勝る審判は居ないに違いない。

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by shige_keura | 2011-08-18 17:34 | スポーツ | Comments(0)
山中日記  -チーズ戦争オイルにも-
スイスの郷土料理と言えば
先ず、思い起こすのがチーズ・フォンデュである。

瀬戸物の鍋容器にニンニクを磨りこみ
エメンタ-ルとグリエールチーズを入れて白ワインで溶かし、
トロトロになったところでパンに絡めて食べる。

まさにフランス語、Fondueの語源、「溶かす」、
チーズを溶かせて味わうものだ。

単純極まりない料理なのだが
特に寒いときは身体が温まってとても美味しい。

上の娘の孫二人の大好物が、このチーズ・フォンデュで
ここ山荘の涼しい中で食べるのを楽しみにしている。

もともと、食欲旺盛な二人だが
チーズ・フォンデュはまさにバトル、
大人たちにつけ入る隙は無い。

特に下の孫の場合
チーズ・フォンデュ以外のチーズは大嫌いで見向きもしない。

最も、チーズの味が濃いフォンデュ料理が好きで
そのほかのチーズは全く受け付けない??

どう見ても理解しがたい事なのだが
8月8日、今日もまた目の前でチーズ大戦争が繰り広げられた。
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目の前にうずたかく盛ってあった
バゲットが見る見るうちに少なくなっていく。
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溶けたチーズが口元に糸を引くのもななんのその、
ただただ、ひたすらに食べ続ける。

大人たちはただただ、放心してその様子を眺めるだけである。
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by shige_keura | 2011-08-17 10:29 | | Comments(0)



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