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金沢2泊3日 -創業天保元年ー
老舗の表札を見た「旅は道連れ」の先輩が呟いた。

「これは中日、高木ドラゴンズだ」

表札には「高木竜」、確かに高木ドラゴンなのだが
金沢のドラゴンは若さあふれた昇り竜、
73歳の老いぼれ中日・高木竜と比べて貰っちゃ困る。
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何せ、こちとらの高木竜は若干33歳ながら創業天保元年(1830年)、
麹一筋の金沢名店、「高木糀店」の8代目だーー!!
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さてさて、御同輩、糀も麹も読み方は「こうじ」
その違いは何処にあるのか? お分かりかな?

諸説あるが、ハッキリしているのは次のとおりである。

「こうじ」は米・麦・大豆などの穀類から作るが
漢字としては「麹」と「糀」の二つがあり
前者は中国から伝わった漢字であり
後者、「糀」は明治時代に日本で生まれた漢字(国字)である。

又、「糀」については米麹のみを表すとの解釈もあるが
ここ、「高木糀商店」では北海道産の大豆から美味しいお味噌を作っている。
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尚、この老舗の現在の屋号は「高木麹商店」だが
店先掲げてある看板には「麹」の字が使われ、
明治以前から商いをしている歴史の古さを物語っている。
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by shige_keura | 2014-01-31 10:54 | | Comments(0)
金沢2泊3日 -名茶・銘菓ー
金沢駅・東口に出ると
目の前に巨大な能楽の鼓を模したオブジェが現れる。
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加賀藩の文化奨励策は様々な分野に行き渡り、
その結果が「謡が天から降ってくる」と言われるようになった。

4代藩主・前田綱紀の代から能楽・宝生流が民衆にも広がり
金沢では植木職人までもが作業中に謡を楽しむ、
それが「謡が天から降ってくる」の言葉になったものだ。

茶道では、藩祖・前田利家は千利休に師事したこともあり
それがきっかけで金沢では茶の湯、茶会が今でも盛ん、
その関連で和菓子の消費量も昔から多い。

2010年の都市別和菓子の消費量のデータでは
金沢氏が年間消費額(2人世帯)16,000円で全国首位、
2位が岐阜市と仙台市の13,000円と続いている。

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by shige_keura | 2014-01-28 20:31 | | Comments(0)
金沢2泊3日 -99%の恩恵ー
金沢が全国生産の99%を占めているものは何か?

最大のヒントが金沢の地名にあるように
金沢の金箔生産は全国の99%を占めている。

金箔とは金を微量の銀や銅と共に
金槌でたたいて薄く伸ばしたもので
紀元前1200年ごろからエジプトで始められたと言う。
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伸ばし方は半端ではなく
1立方センチの金が10㎡の金箔になるほどである。

太古の昔に起きた地殻変動の為
金沢の中心地、尾山神社、兼六園周辺に大量の砂金が沈殿、
15世紀にはお城の周りで露天掘りの金採掘が行われた。

兼六園のすぐ隣に「金沢霊澤」(かなざわれいたく)、
金沢の地名発祥の泉が或る。
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そこには、山で採掘した金を
この泉で洗ったとの説明文が立っている。

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by shige_keura | 2014-01-27 11:12 | | Comments(0)
金沢2泊3日 -あと1年ー
1月20日から22日の2泊3日、
ほぼ1年ぶりの金沢だ。

冬に金沢を訪ねる理由はただひとつ、
美味しい魚を食すことだが
この機会に幾つかの出来事を紹介しよう。

あと1年、来年の4月以降は
この線はどうなってしまうのだろうか?

今はほぼ満席の車中だが
恐らく様変わりしてしまうだろう。

この線とは、越後湯沢と金沢を結ぶ「ほくほく線」のことだ。

東京から陸路で金沢を目指す場合に利用するルートは
上越新幹線で1時間余で越後湯沢、
そこから3時間かけて金沢をほくほく線で目指す。

3時間のほくほく線、これが旅の情緒があって好きだ。
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先ずは上越新幹線で味わう「雪国」、
「長いトンネルを抜けると、そこは雪国だった」。
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窓外の光景が緑の田畑、山々から
一面の銀世界に変わるコントラストに
車内からも感嘆の声が上がる。
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そこからは暫くの間は雪に覆われた山々の光景、
約1時間後、上越(旧・直江津)からは
今度は右に冬の荒涼とした日本海、
運が良ければ左に立山連峰を仰ぎ金沢までひた走る。
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すなわち、山と海の景色と
天候の千変万化を満喫出来る、
それが「ほくほく線」の良い所なのである。
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by shige_keura | 2014-01-24 15:40 | | Comments(0)
魔術再び!
映画ファンにとって、難しい質問のひとつは
「貴方にとって最も好きな映画は何ですか?」ではないだろうか。

年と共に映画への理解力も違ってくるし、
それにともなって好きな映画にも変化が出てくる。

又、あれも好きだ、これも素晴らしいとなって
ベストワン・1本に絞るのが誠に難しいのが映画である。

私の場合、小学校から中学1年にかけて
当たり前のことだが、面白い映画が好きな映画だった。

例えて言えば、小学校時代、
御贔屓、ゲイリー・クーパー作品では
アカデミーを受賞した「真昼の決闘」よりも
たっぷりとガンプレーが披露される「ベラクルス」の方が好きだった。
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中学校2,3年生の頃になると、映画への理解力も深まってきたのか、
ジョン・フォードの「静かなる男」、ウイリアム・ワイラーの「友情ある説得」、
デヴィッド・リーンの「戦場にかける橋」がベストスリーとなった。
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但し、一癖も二癖もあるイタリア・フランス映画は
未だ青二才にとっては壁が高い時代だった。

高校時代に入ると、ハリウッド映画に加えて
フランスの「現金に手を出すな!」、「太陽がいっぱい」、イギリスの「第三の男」、
オーソン・ウエルズの「市民ケーン」に傾倒していった。
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しかし、この頃でもイタリア映画、
例えば、フェリーニ傑作、「道」の素晴らしさは分からず、
こんな暗くてじめじめした映画の何処がいいんだと思った頃だった。
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「道」が好きな映画のベストファイブに入ってきたのは
大学も卒業した後のころではなかったか?

又、映画史に残る大傑作と必ず言われる
フランスの「天井桟敷の人々」については
今でも映画の面白さをあまり感じない。

このように、映画の好みも年と共に変化し
私の中には最も好きな映画、ベストワンは存在しなかった。

但し、あの映画を観るまでは。

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by shige_keura | 2014-01-19 16:13 | | Comments(0)
それぞれの冬休み -こいつは春から・・・・-
この画像は舞台上の尾上菊五郎がお客に振舞った
新年のお年玉の手拭いを運よくキャッチしたものだ。
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本日の演題に因み、千両箱をイメージした紙袋の中に
小判、即ち山吹色をした手拭いが入っている。
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1月5日、国立劇場、初春歌舞伎公演、
にもかかわらず、初春の華やかさはなく、ひっそりと静まり返り
いつもの獅子舞で賑わうロビーも人影さえ見えぬ。
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それもそのはず、この日は偶々急用が出来た関係で
駆けつけた時は開演後1時間ほど経過した時だった。
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               (下は昨年の正月公演時、獅子舞で賑わうロビー)
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扉を通して聞こえてくる舞台のセリフ、
これは女形の中村時蔵に違いない。

もうじき2幕目が終わり休憩に入る。

今回の座長は新春恒例となった尾上菊五郎、
演し物は、通し狂言「三千両初春駒曳」
干支の午年に因んだものであることは間違いない。
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菊五郎演ずる小田三十郎は
徳川家光の甥、庶民の味方、松平長七郎がモデル、
お芝居のハイライトは長七郎が悪党どもを斬り伏せて
三千両を載せた馬を引いていく場面、通称「馬切りの場」となる。

ただ、今回は例年の出しものと比べ
いささか地味で盛り上がりに欠けた所で大詰めを迎えた。

ここで、新春恒例の振る舞い、
手拭いが観客席に投げ込まれた。

通常だと自分の席までは届かないものなのだが
今年はどういうわけか、菊五郎の投げた手拭いが
真正面に力強く飛んできた。

その結果が、新春のお年玉ゲット!

「音羽屋、ありがとー!」
「こいつは春から縁起がええわい!」となったわけだ。

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by shige_keura | 2014-01-15 17:33 | | Comments(0)
それぞれの冬休み -ひみつ・ひみつー
昨今非常にお盛んなのが町歩き、
中でも正月と言えば、何と言っても「七福神巡り」だ。

七福神信仰が生まれたのは室町時代の頃、
近畿地方で神々を七つに纏めることで始められたそうだ。
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従って、日本で最も歴史が或る「七福神巡り」は
京都の「都七福神巡り」(みやこしちふくじんめぐり)となる。

それが各地に広がってゆき
現在は東京でも、30以上もの七福神巡りが人気を集めている。

その中で、最も古いとされているのが「谷中七福神巡り」である。
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一説によれば、次のような話が残されている。

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by shige_keura | 2014-01-14 17:15 | | Comments(0)
それぞれの冬休み -This is my houseー
この画像は1988年、カナダのカルガリーで行われた
冬季オリンピックの記念硬貨である。
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何故、私が持っているのか??
入手手段、経路等全く記憶にございません。
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私の周りにはこのようなことが頻繁に起きる昨今だ。

さてカルガリー五輪を振り返ってみると、
話題を呼んだのが、雪のないジャマイカチームのボブスレー参加、
のちに映画「クールランニング」が製作されるほどとなった。
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出場日本人選手を見ると、「えっ!!」と驚くのは
現国会議員、橋本聖子さんの奮闘、
メダルこそ取れなかったが、
出場5種目で、全て入賞したことだ。

具体的には、500m・5位、1,000m・5位、
1,500m・7位、3,000m・7位、5,000・6位、
これぞ、獅子奮迅の働き、メダル獲得以上の値打ちがある。

何故、唐突にカルガリー(Calgary)の話題となったかだが、
それはロスで暮らす次女一家が冬休みに出かけたからである。

太陽燦々、温暖のロサンジェルスからカナダのスキー場へ、
これは一大旅行に違いない。

幼い娘を二人も引っ抱えて一大事と案じたが、
何と言うことは無い、ロスから飛行機で実質2時間(時差1時間)、
これならば、東京から沖縄へ行くのとさしたる違いは無い。

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by shige_keura | 2014-01-13 22:10 | | Comments(2)
今年は午年・・至高の芸術品
2014年、今年の干支は午年、
馬は私にとって一番好きな動物である。
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このブログに度々登場するのが競馬の話題、
しかし、競馬が好きだから馬が好きになったのではなく
馬が好きだったから競馬が好きになったのだ。

では、何故、馬が好きになったのか?

気がついた時には馬が大好きだったのだが
その影響は多分に西部劇の影響に因るものだ。

西部劇が始めて登場したのが1903年、
映画元年(1895年)の僅か8年後の事だった。

タイトルは「大列車強盗」(The Great Train Eobbery)、
12分の短い映画だったのだが
ラストシーンは誠に衝撃的だった。

それは一人の無法者が
銀幕から観客席に向かって
バーン!とピストルをぶっ放したのだ。
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以来、西部劇は映画の一大ジャンルとなって
多くのファンを引きつけていった。

かくいう私もその一人で、
「西部の男」の主役・ゲイリー・クーパーの
馬上姿に惚れこんだのが映画ファンになった最初の一歩だった。
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その後、競馬ファンになったのは
サラブレッドの美しさに魅了されたことに他ならない。

では、ここで問題です。

御同輩諸氏、サラブレッドを英語で書いてみてください。

書けるかな??? 書けるよね。

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by shige_keura | 2014-01-10 13:34 | その他 | Comments(0)
正月三が日  -菱葩餅-
サブタイトルは「書けない」・「読めない」漢字のひとつ、
現在では、名前も若干異なるが
お正月を代表するお菓子のひとつである。

「菱葩餅」は”ひしはなびらもち”と読み
起源を辿ると平安時代に生まれた
長寿を願う新年行事での食べ物である。

行事の名前は「歯固めの儀式」と言われ
言わば宮中の「おせち料理」のひとつで
モチの上に赤い菱餅を敷き
その上に猪肉や大根、押鮎、瓜等を載せたものだそうだ。

それが時代と共に簡略されてお菓子となり、
明治時代、裏千家家元・八世玄々斎が
初釜の時に使用を許可され
徐々に新年のお菓子として一般に定着していった。
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現在では、その名も「花びら餅」として
この季節になると有名菓子店の店頭を賑わせている。
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昨日は孫と共に「福梅」で
賑やかに抹茶を味わったが
本日は爺と婆とで、ひっそりと
「花びら餅」と共に抹茶を味わおう。
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上品な甘さの白味噌の香りと
押鮎に見立てたとされるゴボウの取り合わせがユニーク、
吾等もゴボウの様に根を張った毎日を送ろうとしようか。
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by shige_keura | 2014-01-05 22:28 | その他 | Comments(0)



2007年9月末にこちらに引っ越してきました。
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