Top
<   2016年 06月 ( 2 )   > この月の画像一覧
離脱に想うこと
今日はショッキングな出来事が起こったので
極端な「自虐ネタ」を言わせてもらう。

英国の国民投票でEU離脱派が残留派を上回った。

もともと、英国(民)はドーバー海峡の向こうの大陸とは
距離を置く姿勢を貫いてきた。

英国はEUの前身であるEECのオリジナルのメンバーではなかった。

1970年代にEC加盟2年後に早くも
今回と同様の国民投票が行われ
その時は残留派が大勢をしめた。

その後、EUのメンバーになっても
単一通貨ユーロには参加せずポンドを堅持した。

又、欧州中央銀行が発足した時も、
その枠組みには加入せず独自の金融政策を維持した。

だから、今回の一件は青天の霹靂と言うほどのものではない。

ただ、その影響はEUのみならず
アメリカ、日本等への波及は
心理面も含めてすこぶる甚大であろう。

一方、英国にとっても茨の道が待っている。

離脱派が勝ったとはいえ、
EUとしては簡単に「はい、そうですか」と言えたものではない。

離脱交渉の過程で何が起こるかまだまだ予断を許さない。

残留を支持したスコットランドは早くも独立をちらつかせている。

誰がキャメロン首相の跡を継ぐかは分からないが
英国独立記念日と浮かれている場合ではない。

しかし、今回の選挙結果を見て矛盾に想うことは
離脱派の勝利に貢献した大きな要因のひとつが
老い先短い老人たちの離脱支持投票であったことだ。

英国の未来を問う国民投票、
残留を支持した人々、
すなわち、これからの英国を支える若者の邪魔をしたのが
今日、明日の事に関心を持つ老人たちだった。

英国に限らず日本をはじめ成熟した国は
極端な言い方をすると老人が邪魔な存在となってきている。

「邪魔」という言葉は不適切なので言い換えると、
長寿化が加速する過程で、
老人層が社会の重荷になっていることは確かである。

かく言う私も老人のひとり、
仲間たちの口癖のひとつが
「どうでもいいよ、その時は我々は居ないのだから」。

そういった口癖を持つ老人なのだが、
選挙では比較的熱心に投票所に向かう。

ひとつの理由は十分時間があるから、
はっきり言うと、暇だからだ。

選挙を棄権するより良いと思うが、
今後右肩上がりに増える老人層が持つ
選挙でのキャスティングボート・パワーは恐ろしい。

日本の選挙年齢の引き下げは
遅きに失したとは言え良いことだと思うが
老人人口は年齢引き下げで増える
若者選挙民を凌駕する勢いを示している。

将来は例えば後期高齢者の1票と若者たちの1票は
違う重みにしなければいけない時代が来るような気がしている。

「その頃は、どうせ居ないから関係ないよ」と言っておくしかないか。
[PR]
by shige_keura | 2016-06-24 23:32 | その他 | Comments(0)
野球が野球でなくなる日
昨日の広島対西武戦で起きた奇妙な出来事。

9回裏、本塁上のプレーでアウトの判定に広島が抗議、
10分という長い時間のあとコリジョン・ルールの適用で判定が覆り、サヨナラ勝ち。

なんともスポーツらしくない後味の悪い結末となった。

当然、西武の監督は「あれじゃ野球にならないと猛反発。

監督は続けてこう言った。

「ボールを捕球しようとしてのものだから、
あれがコリジョンならば送球を見送るしかない」。

私はこの意見に大賛成であり、
前々から日本のコリジョン・ルールは
矛盾に満ちていると危惧していた。

コリジョン・ルールとは本塁上のクロスプレーの場合、
捕手はホーム・ベースを空けておかねばならないというおかしな規則である。

危険防止というが、元来の捕手の役目は本塁を守ることが第一の役目であり、
それを放棄したら捕手にならない。

少し考えれば、奇妙なルールであることは誰でも分かる。

外野フライで3塁ランナーがタッチアプして本塁を狙う場合を想像すると良い。

捕球した外野手ならば誰しもが走者の生還を許さじと本塁に返球する。

その場合、どの外野手だって本塁ベース上めがけて
ストライクの送球しようとするのは当然だ。

そこに走者が走りこんでくるのだが、
今のルールで解釈すれば捕手は
ホーム・ベースに投げられた好返球を正面で捕球してタッチすることは出来ない。

何故ならばホーム・ベースを空けずに捕球するからだ。
c0135543_9213181.jpg

(コリジョン適用、さらに捕手は警告を受ける。ふざけるなよ!これは完全にアウト!)

つまり、好返球を身体は本塁を空けて妙な体制で捕球するか、
むざむざ好返球をよけて見送るしかない。
c0135543_9233169.jpg

(コリジョン適用は捕手だけではない。これも判定が覆ってセーフ、そんな馬鹿な!!)

こんなアホなことをプロの審判が試合を止めてビデオで検証している。
c0135543_9244672.jpg

(捕手の足は本塁にかかっているが、お咎めなくアウト、
 これが、今回の写真の中では最もセーフのように見える)

野球の醍醐味の一つはベース上でのクロス・プレー、
際どいプレーで観客は盛り上がる。
c0135543_927307.jpg

(観客が最も喜ぶクロスプレーでアウト、と思いきやコリジョンでセーフ???)

コリジョン・ルールは野球の面白さを半減し、
さらに言えばビデオ判定に頼ることは審判の質の低下をどんどん招くことになる。

人間だからミスもある。
しかし、ミスは少なくするように努力せねばならない。

このまま続けばすべてを機械で判定することにもなりかねない。

野球はもともと間のスポーツなのだが、
程よい間ならよいが今の野球は間延びしてしまっている。

少なくとも、今のコリジョン・ルールは今年限りにしてほしいし
判定は人間(審判)に委ねよう。
[PR]
by shige_keura | 2016-06-15 09:32 | スポーツ | Comments(2)



2007年9月末にこちらに引っ越してきました。
→過去のブログを見る


ホームページ 



LINK 

カテゴリ
全体



スポーツ
その他
LINK
トリップアドバイザーにお勧めブログとして認定されました。金沢 ホテル
旅行口コミ情報
最新のコメント
↑恥ずかしいからそういう..
by Hiraoka at 17:45
試合はブチ切れるし、判定..
by shige_keura at 09:36
コメント有難うございまし..
by shige_keura at 18:00
全話をチェックした訳では..
by 通りすがり at 16:23
思い出しました!!! ..
by aosta at 13:46
以前の記事
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
more...
検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

LINK FREE

このブログの写真・テキストの無断使用はお断りします。

(c) 2007 shige_keura. All rights reserved.