標題の言葉は
日本の有名な漫画家の作品に 海外がつけた名前である。 有名な漫画家とは手塚治虫、 作品は”ジャングル大帝”だ。 この作品が世に出たのが 1950年の月刊漫画誌 「漫画少年」である。 あの”鉄腕アトム”の誕生が 1952年だから それより一足早く生まれた作品だ。 実は、私はこの作品を 余り読んではいなかった。 だから、この作品の主人公レオが ホワイトライオンである事も つい最近まで知らなかった。 では、この事実をどうして知ったのか? 12月9日、セルビアのベオグラード、 ここの動物園で ホワイトライオンの子供、 2頭が誕生した。 母はホワイトライオンだが 父は普通のライオンである。 又、子供は先天的色素欠格(アルビノ)ではなく 正常な遺伝による白変種であるそうだ。 ホワイトライオンは400年以上前からの 伝説上の動物だった。 初めてその姿が目撃されたのが1928年、 しかしながら、その後 1970年代半ばまで 人の目には触れること無かった。 2003年になり、南アのサボンナ動物保護区で ホワイトライオンの牡牝カップルが誕生した。 そして、今はアフリカで 30頭のホワイトライオンが 生息していると見られている。 現地ではホワイトライオンは 神の使いと崇拝されている。 では、手塚治虫さんは 最初からホワイトライオンの存在を知って ”ジャングル大帝”を描いたのだろうか? どうもそうではないらしい? 治虫さんはレオの絵を 白熱灯の下で描き始めたそうだ。 その為、出来上がった絵は 色が薄く当初考えていたレオとは 全く異なったものになってしまった。 一端は没にされかかったのだが 白いライオンもユニークだという事で 失敗作をそのまま使っていったそうだ。 尚、”ジャングル大帝”のアイデアは ディズニーの”バンビ”から生まれた。 そして、治虫さんの”ジャングル大帝”は ディズニーの”ライオンキング”へと受け継がれて行く。 ディズニーから手塚治虫へ、 手塚治虫からディズニーへ、 そして今度は誰の手に???
by shige_keura
| 2008-12-23 09:13
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