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自己防衛 (厄介な医原病)
この歳で仲間と集まった時
話題の中心となるのが
身体、病気、健康関連である。

「お前、薬飲んでるか?」

「飲んでるか?なんてもんじゃねー、
 血圧、糖尿、コレステロール
 最近じゃそれに加えて心臓だ」

「ひえーっ!まるで薬屋だなー
 俺は今のところ痛風の薬だけで済んでるぜ」

「そりゃ、ラッキーだな!
 大体、痛風なんて贅沢病だ、
 自業自得だって・・・・」

「俺、最近心臓がおかしいようなんだが
 調べても何も出てこないんで
 薬のんで様子見だ」

「俺も、ときどき動悸息切れを感じるけれど
 原因は良く分らないな」

とにかく、社会の複雑化、
人類の長寿化に伴なって
原因不明、厄介な病気が登場している。

その中のひとつが
今日の標題の”医原病”だ。

何が厄介かといって
”医原病”ほど厄介な病気はない。

何故ならば、この病気の発生原因が医者だからだ。

即ち、医者にかかったことが原因で
本来病気でなかったものが
本物の病気になってしまう、
これを”医原病”と言う

「そんな馬鹿な!」と言う人もおられるだろう。

しかしながら、医学博士がその存在を肯定しているのだから
こちらとしては信じないわけにはいかない。





博士はこう言っている。

「冗談のような名前の医原病だが
 実際には冗談では済まされないほど
 日常茶飯事のように起きている。
 その実体を熟知しているので
 私は余り病院には近づかないし
 よほどのことがない限り
 薬も飲まないように努めている」

”医原病”の具体的な例を挙げてみよう。

昭和40年代当時、注射針は使い捨てではなかった。
この時代、注射針の使いまわしのため
数多くの人たちがB型、C型肝炎のウイルスに感染した。

この中の多くの人たちは
なにも病院に行って医者にかかる必要は無かったのだ。

サリドマイド事件も
典型的な”医原病”のひとつだ。

当時、サリドマイドはごく普通の睡眠薬として発売されていた。
医者の勧めで、たまたま妊婦の方が
睡眠薬として服用したがために
胎児の奇形という取り返しのつかぬ
後遺症を引き起こしていった。

医者に行かねば
睡眠薬を服用することにならなかったかもしれない。

「病院やクリニックに訪れる
 少なくとも9割の人たちは病気ではない
 彼等は病気ではなく未病である」

これが医学関係者の間で
囁かれている定説である。

何故、この定説が表面化しないのか?

それは医者にとって
この9割の未病の人たちが
”おいしい患者さん、お客様”であるからだ。

医者としてまともに患者に向き合わず
適当にあしらっていれば
収入が維持されるのだから
これほど”おいしい”話は無いわけだ。

病気には大きく分けて
次の3つのカテゴリーに分類される。

1.医者がかかわってもかかわらなくても治る病気

2.医者が上手くかかわってこそ初めて治る病気

3.医者がかかわってもかかわらなくても
 治るのが難しい病気

多くの人たちは
1.のケースで医者にかかり
結果的に2.或いは3.へと
状況を悪化させていく場合が多い。

博士は言う、
「だからこそ、”さわらぬ医者に祟りなし”」なのだと。

もう少し、この話を続けたいが
続きは明日に、
by shige_keura | 2010-03-30 08:40 | その他
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