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我が青春の女神たち -ファンレターの君!!ー
どうして出来たのだろう?
今となっては信じられないことだ。

今を去ること半世紀前の頃、
中学2,3年生の私が
ハリウッドの女優にファンレターを出したのだ。

日本語の手紙でも難儀なのに
よりによって英語の手紙を書いたとは!

今でも書いた内容は覚えているが、
みっともなくて、とてもではないが口に出せない。

勉強がまるで苦手なこの私が、
その気になれば出来るという見本だ。

”あこがれの君!!”
その人はミッチー・ゲイナー、
綴りからは”ミッツイ”なのだろうが
私には”ミッチー”のほうが親しみやすい。

「南太平洋」で主役、メアリー・フォーブッシュを演じた人だ。
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しかしながら、私が彼女の魅力の虜となったのは
1955年製作の小粋なミュージカル、「魅惑の巴里」、
見た映画館は”東急名画座”。

1週間の上映中2度通い、
上映後に三度び映画館に押しかけ
スチール写真を欲しいといって分けて貰った。

良き時代である。
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パリを舞台にダンスの名手、ジーン・ケリーを挟んで
登場する3名の女性の一員としてミッチーは登場した。

他の二人は、美人の典型、ケイ・ケンドール、
庶民的なタイナ・エルグ、
3人が3人とも魅力的だったが
ミッチーの踊りの素晴らしさは他を圧倒していた。

(左から、ミッチー、ケイ・ケンドール、ジーン・ケリー、タイナ・エルグ)
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彼女の卓越したダンスは
「ショウ程素適な商売はない」でも
主演のマリリン・モンローを凌駕していた。

(「ショウ程素適な商売はない」でドナルド・オコナーと踊るミッチー)         
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ミッチーは明るく、朗らか
典型的なピチピチのヤンキーガール、
しなやかな肢体から流れ出るステップは
憧れのアメリカ、夢のアメリカの香りがしていた。






忘れもしないその時が来た。

ミッチー・ゲイナーから返事が届いたのだ!!

胸躍らせて開封すると
2枚のサイン入りのプロマイド、
そしてアメリカの切手が数枚入っていた。

(返事の中に入っていたものと同じプロマイド)
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何故、切手が同封されていたのか??

そのわけは、私のファンレターの内容にある。

苦心惨憺、書くことが見つからなかった私は
ついつい、趣味は切手収集だと記したのだ。

唐突極まりない一文、
文章の脈絡まるでなし、
何がなんだか訳がわからない。

しかし、それに応えて
わざわざ切手を同封してくれたとは!!!

益々、ミッチー・ゲイナーのファンとなったことは言うまでも無い。

そして、1958年、場所は松竹ピカデリー劇場
ミッチーの主演大作、「南太平洋」の公開だ。
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彼女の踊りの場面が少ないことに若干失望は覚えたが、
南の島の白い砂浜、紺碧の海、
燦燦とした陽を浴びたミッチーは
大型画面の中で光り輝き、躍動していた。

(「南太平洋」でのミッチー)
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あれから50年余、
あとにも先にもファンレターを出した女優は
ミッチー・ゲイナーただ一人!
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彼女は私にとって特別の存在だった。
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by shige_keura | 2010-11-24 08:44 |
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2007年9月末にこちらに引っ越してきました。
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