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初春浅草そぞろ歩き (独りで食べる昼食は)
浅草が盛り場と言われた古き時代から
観光スポットの名で雑多に賑わう今日まで
数限りないほどの食べもの屋が点在している。
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池波正太郎さんの名著、
「食卓の情景」でも
次のような一節が登場する。
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「ふところがあたたかいときは
 浅草の”仲清”の天ぷら。”金田”の鳥。
 すしは”美家古”だった。
 今も私は”金田”に行くと経営者も変わり、
 座敷の様子も戦後はすっかり変わってしまったにもかかわらず、
 懐かしいおもいがしてならない。
 鰻は、これも浅草の”前川”だった」

そのほか永井荷風お気に入りの蕎麦屋、
蕎麦ならほかにも”藪蕎麦”もあるし、
天丼で有名な大黒家、スキ焼の”今半”、
ビーフシチューで人気の”フジキッチン”、
さー、どこに入ったら良いのかどうか???

               (11時半、大黒家の前には早くも長蛇の列、
                列の長さほどには旨くはないという噂も・・・)
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普通であれば、心は乱れ乱れて
わけがわからなくなるところだが・・・・

今日ばかりはその心配はない。

はじめから行く店を固く決めてあるからだ。

その店の名前は”豚八”、
六区から国際通りを渡り
”かっぱ橋、本通り”を入った途端にある店だ。

河童に豚、これに猿が加われば・・・・・、
そうだ!私が申年だから、まさしく三遊記だ。
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“豚八”は昨年秋に覚えた店なのだが
サービス、味、値段すべてが平均以上、
機会あれば、又来ようと思っていたのだ。
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コンセプトは居酒屋風洋食屋、
観光客には媚を売るわけでなし
背を向けるでもないが、
基本的に地元の人々の支えで成り立っているような店だ。

なにしろ、つい先日までは
年中無休、24時間営業でやってきた店なのだ。

さすがに24時間営業の看板は下したが
年中無休、夜の11時がラストオーダー、
地元民にとってこれほど心強い店もないだろう。

その味は、飛びぬけて美味しいわけではないが
何か懐かしい思いがこみ上げてくる。

こういった店は大事にせねばならぬ。

入った時間は12時前であるにもかかわらず
土地の人たちで大層賑わっている。

それぞれが顔見知りのベテラン仲居さんたちと
新年の挨拶を交わしている。

数少なく残された下町情緒、
決して嫌いではない。

身内だけで仲良くかというと
よそ者に冷たいわけではなく
きちんとした応対は気持ちが良い。
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昨年来た時はニンニクの効いたステーキを味わったので、
今日は看板どおりカツレツを頼むつもりだった。
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それが、メニューを見ているうちにふと気が変わり
”蟹グラタン”と大幅に進路変更してしまった。

結果的に正解だと思おう。

表面が所々狐色をしている熱々のグラタン
蟹もタップリと濃厚な味だ。

フハフハと口に運び
中ビンのビールで口をサッパリとさせる。

なかなかいいぞ!

ビールの銘柄は?
勿論、この場合は古典のキリンのラガーに決まっている。
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次回こそトンカツ、いやカツカレー、
うーん、カツサンドでハイボールがいいかも知れぬ。
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by shige_keura | 2011-01-19 08:34 |
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