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気合不足はあんたの方だ
”春の信濃路”は1回お休みして
プロ野球のお話をひとつはさもう。

5月17日、交流戦初日、
楽天は本拠地で巨人に9回2死から
まさかの逆転負けを喫した。

試合後、楽天、星野監督は怒り心頭、
壁を蹴飛ばし、記者を睨みつけ「そこどけっ!」と一喝、
ナインを緊急招集してハッパを掛けた。

「お前ら仙台のファンに何と言ってるんや!
 気合が足りん!気合が!!」

しかし、この試合の敗戦の元凶は
監督、星野の気合不足に有ると私は思う。

「星野さん、敗戦はあんたの気合不足にあるんや!!」

試合は3-2、楽天1点リードのまま9回に入った。

抑えの新外国人サンチェスは
3,4番の坂本、ラミレスを150キロを超える速球で
苦もなく連続三振に切って取った。

これで、ほぼ大勢は決した、と
楽天ベンチも思ったことだろう。

一方、私は何故か波乱の予兆を感じつつ
普段は聞かないラジオ放送を聞き続けた。

阿部が何とか球に喰らいつき
センター前にしぶとく運んだ。

「さー、面白くなったぞ!
 いくら球威があっても、
 このての投手はランナーが出るとまるで変わるから」

ここで、打順は長野から矢野へと続く。

長野への初球がワンバウンドの暴投となり
代走の大田は2塁に進み一打同点と局面は変わった。






ここで楽天ベンチが取った作戦が長野の敬遠??!!

ここが、この試合の最大のポイントだった。

普通ならば長野と矢野を天秤にかければ
それは長野の方が怖い。

しかし、この日の矢野はエース岩隈から
チーム初安打の2塁打を放った男、
お調子者の彼は意外な活躍をする男だ。

しかも、長野を歩かせた時点で
自動的に逆転のランナ-を背負うこととなる。

制球に難のあるサンチェスとしては
ランナーを溜めることは嫌だったに違いない。

長野敬遠の時点で私は密かに、「シメタ!」と思った。

案の定、矢野に三遊間を割られ同点、
動揺したサンチェスは鈴木にフォアボールの後
何と、円谷に今季初ヒットが飛び出し逆転を許した。

勿論、逆転のホームを踏んだのが
敬遠して歩かせた長野だった。

坂本、ラミレスをねじ伏せたサンチェスの球威
阿部の当たりもボテボテのセンター前のヒット、
パンチ力のある長野だが、よもや長打は望めぬ状況だった。

勿論、長野と勝負してもヒットが生まれたかもしれない、
しかし、この場面の敬遠は勝負師としてのなにかが欠けていた気がする。

その何かが、”気合”なのだろう。

この敬遠は自軍を勇気づけるものではなく
ただ単に怯えを蔓延させただけの負の効果しかない。

目の前の1勝にこだわるあまり
全軍を委縮させる作戦を取る段階ではない。

私は星野さんが嫌いではなく、
闘志満々、なかなか面白い男だと思っている。

しかし、この日の星野さんは
私の知っていた星野さんとは違うような気がした。

余りにも大事を取り過ぎて
勝負するうえでの肝心な気合を
当の本人がどこかに置き忘れたかの様だった。

試合後、壁を蹴飛ばしたり
記者を睨みつけるのは気合の表れではなく
単なる老人性怒りっぽい症候群である。

ナインは、この試合の監督の采配
試合後の態度、言葉をどのように感じているだろうか?
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by shige_keura | 2011-05-19 08:26 | スポーツ
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