政治・経済の話は分からないので
務めて避けるようにしてきたのだが・・・・・・・・。 昨日まで同じ与党で共にしてきた首相に不信任提出、 決議当日、野党第一党が欠席!! まことにもって訳が分からぬ政治迷走が続く中、 漸く消費税増税法案が衆参両院を通過した。 この決め手となったのが 民主・自民党首会談の際 野田総理の放った一手、 「解散は近いうちに」である。 こうなると、次は「近いうち」って何時のこと? である。 そこで、登場したのが懐かしや、元総理、麻生太郎、 相も変らぬべランメ-口調でこうまくしたてた。 「近いうちに飲みに行こう、って言えば それは、常識的に1週間以内って決まってるんだ」 思わず、頬が緩んだ、 この人の軽いタッチは相変わらずだ。 解散の時期云々の話に 飲み会のタイミングを持ってくるとは・・・・、 いくらなんでも、それは違うでしょう。 解散は総理の専決事項、 それほどの重みを持ったものを 飲みに行く約束を喩に持ってくるとは??? 太郎さんがおやりになっていた首相はそんなものだったのか?? 断っておくが、私は麻生さんが嫌いではない。 小泉、安倍、福田、麻生、鳩山、管、 歴代の総理の中では唯一 一緒に飲みに行きたい人が麻生太郎だ。 現総理、野田はどうか??? 一緒に食事には行かないだろう、 何故ならば、私は「泥鰌鍋」が得意ではないからだ。 さて、今回の野田総理の記者会見、 彼のしたたかさを十分にあらわした出色の出来だった。 出色と言ったのは最近の歴代総理と比較しての意味だ。 殆ど、原稿を見ることなく、 自分の言葉で語りかけてくれる、 この基本的なことが最近のリーダ-には見られぬ資質だった。 小沢一郎との決裂から始まり 逆風が強まるほどに、野田さんの決意はより堅くなっていった様な気がする。 あたかも、イソップ童話の「北風と太陽」の様に 風が吹けば吹くほど身を堅固にしていった。 最後に、麻生太郎さんに一言。 「あいつ、近い内に飲みにいこうや、って言っておきながら 全然、約束果たせねー、1年経っちゃったよ」。 世間では頻繁に起こることである。 但し、これは飲み会の話で、解散の話ではないが・・・・・・、 一方では、「政治は一寸先は闇」、政治家自身が良く言う言葉である。
by shige_keura
| 2012-08-13 09:38
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