いつも楽しみにしているのが
日経新聞、スポーツ欄のコラム、「チェンジアップ」だ。 9月20日、我が敬愛する著者、豊田泰光さん、 良く言って下さいました!!! 題して、「引き分けは究極の間延び」。 爺の想いは、「野球はサッカーではない、 勝負が決まるまでゲームセットしてはいけない!」。 豊田さんの持論はこうだ。 節電の関係で野球の試合時間は短くなったが、 内容が伴わなければ意味が無い。 終盤戦に突入したペナントレース、 チームによっては総試合数の10%が引き分けである。 お客さんが最も楽しみしているのは、 「どちらのチームが勝つだろうか」である。 最大の楽しみを奪い、 「はい、おしまい! それまでよ!!」 余りにもお客をないがしろにしていはいないか。 アメリカでは絶対にこのようなことはない、 決着がつくまで、とことんやる。 1981年で、こういう試合があった。 試合開始は午後8時、 延長33回を終わり翌日の朝4時7分、 この時点では同点のまま後日再開、 延長34回で勝負は決まった。 やる方も見る方も、「はい、お疲れさん」、 だが、徹底的に勝負する清々しさがある。 豊田さんのコラム記事の翌日 巨人は盤石の強さを見せ、ペナントレースを制した。 勝率0.681、2位中日に11ゲーム 6位に約40ゲームの大差をつける完勝だ。 巨人、優勝決定時の1,2位の数字は以下の通りだ。 勝利 敗戦 引き分け 勝率 巨人 81 38 14 0.681 中日 70 49 15 0.588 巨人の圧勝には間違いは無い。 だがしかし、もしも巨人が引き分けた試合を全て負けて、 中日の15の引き分けが全て勝ちだとするとこうなる。 巨人 81勝 52敗 勝率0.609 中日 85勝 49敗 勝率0.634 順位は逆転!、 考えにくいことだが可能性としては残されている。 問題はパ・リーグだ。 9月22日現在、1位から5位まで 8ゲーム差の大混戦にひしめいている。 この間、5チームの総試合数は657、 引き分け試合が63、実に1割に近い。 野球を純粋に楽しんでいるファンとしては なにか割り切れぬ気持ちがモヤモヤと残っている。 電力の関係で3時間半で切るのは良いが 後日再開して決着をつけるべきだろう。 或いは、9回を終わったら、 ソフトボール形式で、無死1,2塁で行い 黒白をはっきりとつけるのも一案だ。 勝負を決する為のアイデアは沢山ある。 プロ野球関係者よ、 もう少し、ファンの心を知り、大切にしてくれないだろうか。 ■
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by shige_keura
| 2012-09-22 16:42
| スポーツ
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