人気ブログランキング | 話題のタグを見る
Top
赤いりんごに・・・・  -楽しき哉-
「赤いりんごに 口びるよせて
 黙って見ている 青い空・・・・・・・」
赤いりんごに・・・・  -楽しき哉-_c0135543_1952374.jpg

戦後初の映画、「そよかぜ」(1945年、松竹大船)の挿入歌として
紹介されたのが「りんごの唄」。

サトウ ハチロ-作詞、万城目 正作曲、
並木路子と霧島昇が歌った「リンゴの唄」は
敗戦によって憔悴しきった国民の心を癒し
空前の大ヒットを記録した。

リンゴとミカンは日本を代表する二大果物、
ここ長野県は青森県に次ぐリンゴの産地だ。
赤いりんごに・・・・  -楽しき哉-_c0135543_1965393.jpg

中でも、今回訪れた飯綱町は人口わずか1万人余にも係らず
全国のリンゴ生産高は1%を優に超え、
「リンゴの村」として地域活性化のお手本になっている。
赤いりんごに・・・・  -楽しき哉-_c0135543_1973721.jpg

11月20、21日生涯初のリンゴ狩りを
この「リンゴの村」で楽しんだ。

偶々、北陸時代の会社の仲間が
この村のリンゴの木のオーナーとなっており
前々から誘われていたものが漸く実現したのである。

当日は渡る風は冬を思わせたが
黙って見ている青空の下
赤く色づいたリンゴを満喫した。





りんご園は「フェルム・ド・ポム」(岡田農園)
脱サラで7年ほど前からここで果樹園を経営している。

りんごの木の数はざっと1,000本は下らないと言う。

1本の成木にたわわに実ったリンゴは、その数400ほど、
幸いにして高さはそれほどのものではなく
殆どが手の届く範囲にある。

中には、細い枝に4,5個の大ぶりなリンゴが
地面に届くほどにぶら下がっている。
赤いりんごに・・・・  -楽しき哉-_c0135543_2038021.jpg

まさか、身を屈めてリンゴを捥ぐとは思いもよらなかった。
赤いりんごに・・・・  -楽しき哉-_c0135543_2039012.jpg


赤いりんごに・・・・  -楽しき哉-_c0135543_2041589.jpg

吾等5名、実を捥いで籠に入れる人、
籠を運ぶ人、実を選別する人、
それぞれに作業を分担する。
赤いりんごに・・・・  -楽しき哉-_c0135543_20394770.jpg

リンゴの仕分けのポイントは三つ。
赤いりんごに・・・・  -楽しき哉-_c0135543_20402126.jpg

1.キズがついたり痛んだりしてないか
赤いりんごに・・・・  -楽しき哉-_c0135543_20403478.jpg

2.生食に向いているか加工に回した方が良いか
赤いりんごに・・・・  -楽しき哉-_c0135543_20414058.jpg

3.大きさを揃える
赤いりんごに・・・・  -楽しき哉-_c0135543_2042467.jpg

1.と3.は問題ないが2.は吾には手が負えぬので
もっぱら実を捥ぐ担当に専念する。

一心不乱と言えば聞こえが良いが
例によってサボりながらの作業が1時間半
全てのリンゴを取り尽くす事が出来た。
赤いりんごに・・・・  -楽しき哉-_c0135543_20423926.jpg

次は試食タイム。

これが「ふじリンゴ」かと思うほど、
上品な酸味が良く効いている。

「旨い!!」

陽が傾き、冷たさを感じる身に
暖かいほうじ茶が優しい。
               (正面に北信五岳のひとつ黒姫山を見て)
赤いりんごに・・・・  -楽しき哉-_c0135543_2043311.jpg

お茶受けは地の野沢菜。

晩秋の信濃路、心地よい汗をかいた。

「楽しき哉、楽しき哉」
by shige_keura | 2012-11-24 08:28 |
<< 赤いりんごに・・・  -気概の... 親子どんぶり >>



2007年9月末にこちらに引っ越してきました。
→過去のブログを見る


ホームページ 



LINK 


LINK FREE

このブログの写真・テキストの無断使用はお断りします。

(c) 2007 shige_keura. All rights reserved.