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英国11日間の旅 -スコットランド式朝食ー
1980年代から1990年代の終わりまで
欧州の大陸諸国で生活した私にとって
イギリスに出張した時の楽しさのひとつが
英国式朝食の豊かさを味わう事だった。

かつて、作家・サマセット・モームはこう言った。
「英国で美味しい食事をとりたかったら、1日に3回朝食を食べれば良い」

今回の旅の楽しみの一つが
豊かなスコットランド式・イングランド式朝食を味わう事だった。

到着翌日、少なからず時差の影響を受け
夜中に2,3度目を覚ましてしまったが
鳥の鳴き声と共に爽やかな朝を迎えた。

旅の最初の滞在地はスコットランド南西部に位置するグラスゴー、
かつての大英帝国の威容が今なお残っている堂々とした街である。

それもそのはず、1960年代までは人口100万人以上、
これは欧州ではロンドン、パリ、ベルリンに次ぐ4番目の大都市だった。

現在の人口は58万人と半減しているが
今でもイギリスではロンドン、バーミンガム等に次ぐ4番目の都市であり
スコットランドでは最大規模の人口を有している。

かつて、ローマ帝国がこの地に前哨拠点を設けたことで街は活性化し、
産業革命時にはイギリスの綿産業の中心として栄え、
同時にイギリスのおはこである海運業を支えていた。

豪華旅客船として有名な「クイーン・エリザベス2世号」も
ここ、グラスゴーで建造された。
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今も多くの学生が通う、グラスゴ-大学の堂々たる姿に
この街のもつ歴史的な厚みをまざまざと感じ取ることが出来た。
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ホテルに程近く、早朝から営業している地元民の為の食堂で
典型的なフル・スコティッシュ・ブレックファーストを摂る。

ベーコン、ソーセージ、目玉焼き、パンケーキ、
マッシュルーム、焼きトマト、ベークドビーンズ、ブラックプディング、
そしてお決まりのこんがりと焼き上げたトースト。
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なんと豪華でヴォリュームに満ちた朝食だろうか。

大陸の冷たい素材だけの朝食とはえらい違い、
サマセット・モームのの言葉が腑に落ちるほど、
栄養満点で美味しい朝食だ。

豪華な朝食がイギリスに根付いたのが19世紀のヴィクトリア女王時代、
当時、女王が遅めの夕食を取るのを好んだため
上流社会でも女王の習慣に合わせ、
本来ディナーとしていた昼食を夕食にずらし
その代わり、朝8-9時にヴォリュームある朝食を食べるようになった。
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又、ヴィクトリア朝では家族同士の関係を重要視し
それまで夫婦でさえ別々にとっていた朝食を
家族全員で楽しむように食事の内容も豪華になっていった。
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イギリスの朝食とくれば、これは紅茶の登場、
恐らく水の効果だと思うのだが、この地の紅茶の味は格別である。

本日は、ここからスコッチウイスキー・シングルモルトの本場
ハイランドへの長距離ドライブが待っている。
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車と共に、吾等のタンクにもガソリンがフルに入った、
準備は万端! さー、出発しよう!!!
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by shige_keura | 2014-06-27 16:32 |
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