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京都一泊二日 ~金・銀を従える寺~
朝、カーテンを開ける!「びっくりポン!!」。
雪がうっすらと積もっている。
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真冬の寒さがぶり返した中、向かったのは相国寺、
足利三代将軍義満が後小松天皇の勅命を受けて完成した寺である。
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この寺が出来たことで五山の格が改められた。

もともと五山とは鎌倉時代の末期に
北条氏が南宋を倣い五山制度を導入したことに始まる。

そのときの五山の内容は詳らかにされていないが
鎌倉が中心で京の寺は建仁寺のみであったらしい。

その後、室町時代(1386年)足利義満が相国寺を創建した時に、
五山を鎌倉と京都に分割して定め今日に至っている。

尚、京都五山は1.天龍寺 2.相国寺 3.建仁寺 4.東福寺 5.万寿寺と続き、
南禅寺が別格として特別扱いされている。
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今回訪れて初めて知ったことなのだが、
相国寺は塔頭を90以上も有する臨済宗相国寺派の大本山であり、
観光名所で有名な金閣寺、銀閣寺は末寺の扱いとなっている。

金・銀を従えた、将棋で言えば王様に相応しい
大規模な寺院であることに驚いた。
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豊臣秀頼によって再建された「無畏堂」は
現存する法堂のなかでは最古のもの、
天井には鳴き竜として名高い狩野光信の手による
迫力ある龍が観光客に睨みを利かせている。
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法堂の北側に続く方丈に足を踏み入れる。
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大広間に何気なく一枚の法華観音菩薩の掛け軸が掛けられている。
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江戸時代に書かれた観音菩薩、
どこといって特徴はなさそうなのだが、
この絵の凄さはすべての絵柄が
法華経の経文で描かれていることである。
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これを文字絵と表して良いものなのかよく分からないが、
絵の輪郭だけでなく色面もすべて経文で埋め尽くされているという、
気の遠くなるような代物である。
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拡大画像からどの程度、経文文字絵がお分かりになるかは分からぬが、
とんでもない絵を描く人が居たものだ。
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しかし、先ほどからスリッパを通して伝わってくる残酷なまでの冷たさときたら!!
まさに底冷えの京都を体感しながらの京都五山拝観となった。
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御所を通り抜けての帰り道、
見上げる大文字は未だうっすらと雪化粧だった。
                        
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by shige_keura | 2016-03-15 08:44 |
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2007年9月末にこちらに引っ越してきました。
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