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巨人の泣き所
台風に水を差される感があったプロ野球クライマックスシリーズも終盤を迎えている。今年のペナントレースのトピックスのひとつは巨人が11年ぶりにBクラスの4位に転落したことだ。


この凋落の理由を探ってみよう。



弁慶にも弱点があり、ギリシャ神話の無双の英雄アキレスにも踵に弱点を抱えていたのだが、巨人の最大の泣き所はどこにあったのだろうか?

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投手陣にその責任を負わせるわけにはいかない。



防御率を見てみれば菅野1位、マイコラス2位、田口7位、
この3人で勝ち星の貯金が27、安定した三本柱を有しながらAクラスに入れなかったのは何故だろうか。



内海、宮国、大竹、山口等、他投手陣の誤算もあるが
総失点数504はセリーグ1位、2位阪神の528、3位広島の540を大きく引き離した。
にもかかわらず4位に甘んじたのは
歯がゆいほどに打てぬ打線が一切の責を負わねばならぬであろう。



総得点はリーグ4位、本塁打数と打率が阪神と並ぶ3位、
特にランナーが塁上を賑わせても決定打が打てぬ状況に
何度も切歯扼腕した巨人ファンは多かったに違いない。



この貧打線の象徴が8番の小林であることに間違いない。

規定打席到達選手中、小林の打率は0・206で最下位の28、
これは27位の中谷の打率0・241に大きく離されている。安打数はたったの78本で中谷の99本に20本以上遅れをとり、
本塁打数の2本も最低である。


いくら肩が良く投手には頼られてもこう打てぬのでは話にならない。
5,6番が連続出塁して無死1,2塁、同点、逆転のチャンスだ!
ここで7番バッターの場面でベンチは頭を悩ませたに違いない。

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仮にバントで送っても次打者が小林では8割は相手にアウトを与えてしまう。
9番が打てる投手の菅野ならいざ知らず同点逆転のチャンスが8番打者の貧打のおかげでチャンスにならない。

シーズン中に解説者となった原前監督は言っていた。
「2割そこそこでは話になりませんね。せめて2割5分近くは打たなくてはいけません」。
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極論すればプロの中に一人だけ学生選手が入っているかのようなか弱さである。
バッティングも身体を象徴するかのように弱弱しく、バットを振り切らず撫でているかのようだ。

この、シーズンオフ徹底的に走り込み、バットを振り込み逞しいプロ選手となって来シーズンを迎えてほしい。




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by shige_keura | 2017-10-24 10:02 | スポーツ
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