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初春の掘り出し物
例年通り、年末年始はTSUTAYAで何枚かのDVDを借りて
自宅で好きな時間にゆっくりと旧作を楽しんだ。

なかでも、今まで何故見なかったのか不思議な作品を
漸く観ることが出来て十二分に満喫した。

映画は「料理長殿ご用心」(1978年公開)。
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オリジナルタイトル、”Who is killing the Greatest Chefs of Europe”の通り、
欧州で名だたる三名の名シェフを殺したのは誰かというお話だ。

本作品はフランス、イタリア、アメリカ、ドイツ合作の
国際色豊かな作品だが、フランス・イタリアの味わいが出ているのが良い。

ロマンチック・ユーモア・サスペンスが全体のトーンなのだが
このような作品の場合、ヨーロッパの方が一層洒落た風味に仕上がっている。

舞台がロンドン~ヴェネチア~パリ欧州の香り豊かな街、
そして全編に溢れる料理のメニューはと言えば
鳩、ロブスター、鴨肉とくるのだから堪らない。
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食い正月で満腹となって料理は元来見たくないところなのだが、
フランス、イタリア料理となると話が違う。

頭の中は赤ワインとフォアグラ、仔羊、鴨等が次々と浮かんでくる。

そして、この映画の最大の成功要因は
渋く芸達者の役者を揃えていることだ。

決して超一流のスーパースターの名前は出てこないが
欧米の手練れが次々と画面に登場する。
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主役の女性シェフ、ナターシャにはジャクリーン・ビセット。

1968年、スティーブ・マックィーンの「ブリット」で初めて見たときは
決して目立ったところがない女優だった。
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それが10年も経た本作の1978年には
より洗練され、演技的にも飛躍的に上達した役者に成長した。
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料理雑誌編集長として登場はロバート・モーリー、
彼を始めてみたのが1950年代の「80日間世界一周」
その時から腹回りが更に大きくなった彼は
グルマン編集長として、まさにぴたりとはまっている。
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極め付きは、フランス人シェフとしての登場がフィリップ・ノワレ、
私の最も好きな映画、「ニューシネマ・パラダイス」で
トトが慕う映画技師として本編を盛り上げた俳優だ。
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更には、ジャン・ピエール・カッセル、ジョージ・シーガル、
ステファノ・サルタ・フローレス等々
観ていて安心の役者が次々と出ている。

肩の凝らない素敵な作品は正月休みにはまさにうってつけ!



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by shige_keura | 2018-01-09 15:54 |
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