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総理の資質
自民党総裁選挙を争うお二人の顔が
ウンザリとするほどテレビに登場している。

国民として清き1票を投ずる事が叶わぬので
半ば白けた気持で見ていたが、

昨日、日本記者クラブでの公開討論に於ける
二人の発言を聞き、唖然とした。

記者の質問は、
「総理としての最も必要な資質は??」

福田氏の答えが、「辞める決断」
麻生氏が「孤独に耐える心」

これが、近い将来日本の首相になるであろう人の
お答えかと思うと正直がっくりとなってしまった。



先ずは、二人の答えは
先日お辞めになった方を念頭においているようだ。

すなわち、「あの方は辞める時を誤った」、
そして、「孤独に耐える心を持ち合わせていなかった」

すなわち、お二人の答えを総合すると、
安倍さんほど総理に不適格な人は居なかった、となる。

しかし、つい1年前、安倍さんを最終的に後押ししたのは
どなただったのか???

このことから、お二人は、

よほど人を見る目のない人なのか、
或いは、去っていった仲間を鞭で打つような
酷薄なる人であると思ってしまう。

だから、二人とも”信用がおけないなー”となってしまう。

それは、さておき、首相の”資質”とは
首相として持っていなければいけない
最も大切な才能、資格、天分とでもいうべきなのだろう。

首相とはとりもなおさず
我が国の舵取りの任を追っていることは当たり前の事だ。

そして、国を築き上げているのは国民である。

従って、首相として最も大事な資質は
国を良い方向に向けて国民を束ねていく
強いリーダーシップであるべきだろう。

お二人の言葉の中には
国民に対する責任のかけらも感じられず
単なる一個人としての考え方にしか過ぎない。

結局、このお方たちも
他の世襲議員と全く同じで
トップの座に上り詰めたい欲望のみで
何をしていくべきか、!!!!!

最も重要な部分が欠落しているように思われてならない。

お寒い限りであります。
by shige_keura | 2007-09-22 17:24 | その他
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