「秋の夜はふけて」は
今は亡き大橋節夫のオハコ、 「秋の夜はポトフーーーー」は 私のオハコならぬ新作。 東京はまだまだ暖かいが そろそろ鍋物が恋しい季節に入ってきた。 鍋物と言っても和風のものばかりではない。 本日はポトフを作ってみよう。 もっとも”作ってみる”と言うには大袈裟、 単なる煮込み料理であるのだから。 ポトフはフランス語、”Pot-au-feu”と書き 「火にかけた鍋」の意味の家庭料理だ。 鍋を火にかけて煮込むのならば ここにシチューが登場する。 シチューは英語で、Stew、 Stewingはまさしく煮込むことの意味だ。 ポトフとシチュー、 違いは英語とフランス語の違いなのか??? そうではない、 ここにフランス語でキャセロール(Casserole)が顔を出す。 キャセロールとはフランス語でシチュー鍋の意味、 肉、野菜等の煮込み料理だ。 それではポトフとキャセロールの違いは??? はっきりと把握されている方があれば教えて欲しい。 私の理解では キャセロールの場合、特に肉の場合 スープにとろみがつく。 一方、ポトフのスープは さらりとアッサリとしている。 もう1点、キャセロールは 具とスープを一緒に食べるが ポトフの場合、正式には具とスープは別に盛り付ける。 本日の料理は スープにとろみをつけていないので ポトフと呼ばせていただこう。 先ずは下ごしらえ、 野菜をごろごろと切っていく。 人参、玉ねぎ、 そしてジャガイモは丸のまま。 これで野菜はOK!!?? まてよ、ひとつ忘れていた 冷蔵庫の在庫、キャベツを使わねばならない。 本日の肉はスペアリブ用の豚肉を使用。 あとは味出しにベーコン。 肉は塩、胡椒をしたあと フライパンで焼色をつけ 旨みをとじこめる。 肉を炒めたあとのフライパンで 玉ねぎと人参をいためる。 玉ねぎはいためたほうが 味にまろみと旨みが出る為、 人参は栄養価としての カロチンを最大限に引き出させる為だ。 炒めおわったら あとは鍋に放り込むだけだが ジャガイモは煮崩れしやすいので 時間差をもうけ投入する事が肝要。 とろ火でじっくりと煮込んでいく。 台所の方からなんとも良い匂いが漂ってくる。 鍋の蓋を開ける!!!! うーん、こりゃ旨そうだ!!!! あとは盛り付けるだけ。 本日はポトフなのだから 正式な作法(?)に則り 野菜、肉とスープは別々に盛ろう。 今日も自分から自分へ”ごち”になったぜ!!!
by shige_keura
| 2007-10-26 08:59
| 食
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