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二人静
下の画像は殆どの人が一度は見たこと、
食べたことのある有名な和菓子である。
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名古屋、両口屋是清の落雁、”二人静”。

紅白の半球状の落雁を
一対にして包んだ銘菓だ。

私もこの和菓子は食べたことはある。

しかしながら、和菓子の名前の由来が
お茶の活け花にあるとは
今の今まで全く知らなかった。

茶花の名前は”二人静”、
”ふたりしずか”と読む。

一方の落雁の”二人静”は
”ににんしずか”と命名されている。

そのわけは、尾張地方では
古くから、茶花の方も
”ににんしずか”と呼ばれていた為である。




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茶花の”二人静”を初めて見たのが
6月16日、山中湖周辺の山野であった。
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この植物は”千両科”に属す茶花で
花穂の先に米粒のような白い花をつける。
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花穂は1本、3本の時もあるが
多くは2本の為
静御前とその亡霊の舞姿に例えたのである。

静御前と亡霊との舞は
能の”二人静”に由来している。

能について薀蓄を語る資格は無いが、

もともと能の演目は
五つのジャンルに分かれている。

その中のひとつが”鬘能”(かずらのう)と呼ばれ
女の亡霊が心の内を語る内容となっている。

そして、”二人静”は
”鬘能”の中の代表的な演目となっている。

吉野地方には古くから
麓から菜を摘んで
神前に供える神事があった。

あるとき、一人の菜摘女に
静御前の霊が取りついた。

神職がねんごろに弔うからと
舞を見せて欲しいと頼み
踊り始めた所
実際に静御前の霊も現れ
一人の女が二人となって
舞を舞うという筋書きである。
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従来、私が静御前について
知っていることは次の通りだった。

「静御前は源義経の側室。

 あるとき、吉野で源頼朝に捕らえられ
 鎌倉鶴が丘八幡宮で
 義経を慕う舞を舞った。」

それが今回、茶花を見たお蔭で
静御前にまつわる
色々な話を知った。

「なるほどねーーー」
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by shige_keura | 2008-06-28 19:48 |
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