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”サンショウバラ”と”フォッサマグナ要素”
サンショウバラとは
日本では富士箱根地方にしか
棲息していないバラ科の潅木。

丁度6月中旬の時期に
満開を迎える。
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葉の形が山椒に酷似しているので
この名前がつけられている。
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寒さに強く、幹は粘り強く
名前の如く花は美しい。
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山中湖村の花とされているサンショウバラが
何故に生息が限定されているかは
標題の”フォッサマグナ要素”と関連している。

ご同輩諸氏ならば
必ずや”フォッサマグナ”について
学ばれたことが有るだろう。

だから、何を今更と言われるかも知れぬが
この機会におさらいをしてみよう。




フォッサマグナ、”Fossa Magna”とは
ラテン語で大きな溝の意味。

命名者はドイツの地質学者である
ナウマン博士。
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彼は明治政府の招きで
弱冠20歳の時に来日、
14年後の1886年に
地溝帯を発見しフォッサマグナと名づけた。

尚、博士の名前からご賢察の通り
野尻湖湖底で発見された
象の化石の名前、”ナウマン象”は
彼の日本における功績に因んで名づけられている。

フォッサマグナは大きな溝と言っても
上空から見て分るようなものではなく
あくまでも地質学的な溝である。

その溝の形成の経緯は
次の通りである。

大昔、日本列島が引き裂かれ
海になっていた地域に海底火山活動が起こり
火山の堆積物が1万メートルにも堆積した。

更にその後、第4期に入ると
陸上となった地に火山活動が始まって
ほぼ現在の地形が形成されたのだ。

そして、激しく活動する
火山の噴出物にいち早く
根を下ろしてしぶとく、逞しく
現在まで生き抜いている植物を
”フォッサマグナ要素”の植物と言うわけである。
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富士箱根はまさしく
フォッサマグナの真っ只中である為に
標題のサンショウバラをはじめ
フジアザミ、タコウツギ等々
”フォッサマグナ要素”の宝庫である。
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尚、フォッサマグナについて
誤解されやすいのは
これが糸魚川から静岡に結ぶ
南北の線と思われていることである。

これはフォッサマグナの一部
即ち西側の縁である。

西側の縁があれば東側の縁も当然存在する。

それは直江津から平塚を結ぶ線であり
この東西の線に挟まれた帯がフォッサマグナなのだ。

大昔は海であったので
フォッサマグナの西と東では
生態系を初め、様々なことに違いが出ている。

例えば夏の風物詩の蛍を例に取ろう。

御存知、蛍の光の点滅であるが、

東の蛍は4秒サイクルで光るのに対し
西の蛍は2秒サイクルである。

蛍の点滅は言葉と解明されている。

ということは、東の蛍と
西の蛍では言葉が違うのだ。

即ち、人間界を例にとると
西の上方言葉に対し
東の江戸弁がある様に。
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by shige_keura | 2008-06-24 08:50 |
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