競馬の三冠レースというと
伝統的には、皐月賞、ダービーと 菊花賞のことを指す。 春と初夏に行われる 皐月賞とダービーには 若駒に相応しい 躍動とときめきを感ずる。 一方、菊花賞に しっとりとした情感を感ずるのは 若駒が成長した落着きによるものだろうか。 速い馬が勝つのが”皐月賞”。 運の強い馬が制するのが”ダービー”。 それに対し、菊花賞は 最も強い馬が栄冠を掴むと言われている。 何故ならば、すべての馬が 未知の距離3,000メートルに挑むからだ。 だから、もっと厳密に言えば 夏場にどれだけの力とスタミナを蓄えたかを 試されるレース、 それが菊花賞なのだ。 三冠のラストチャンスの日は明日に迫った! 菊花賞に私は格別の思い入れがある。 思えば、1966年の菊花賞、 名人、森安弘明騎乗のナスノコトブキを 直線だけでハナ差まで急襲した馬がスピードシンボリ! 後に野平裕二との名コンビで 有馬記念を連覇した名馬である。 この菊花賞が競馬と私の 長い長いお付き合いの始まりだ。 今年は乱菊、 どの馬にもチャンスありとの予想だ。 何故なら、三歳で一際抜きん出ている ダービー馬のディープスカイが 菊花賞を回避し天皇賞にまわるからだ。 ディープスカイ陣営としては 3000の菊花賞よりも 2000の天皇賞の方が 歴戦の古豪をも蹴散らせると踏んでいる。 ならば、菊花賞はどうなる?? 私なりの予測では 全くのノーマーク ミッキーチアフルが 最も栄冠に近いとでた。 本当かい???? この馬と、 長距離の逃げ馬の鉄則、スマイルジャック 春から長距離を試しているダイワワイルドボア。 この三頭で夢を買って見ようか。 淀の直線で ワクワクするような場面を見られるだろうか? とにかく、競馬はゲートが開くまでが面白い。
by shige_keura
| 2008-10-25 12:04
| スポーツ
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