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ブリューゲルとカーママ
始まればあっという間に終了。

第22回のソチ・冬季五輪は
数々のドラマを生みだした。

スピードスケートの憎たらしいまでのオランダの強さ、
あのいかつい身体を見るだけで日本は太刀打ちできそうにもない。

女子アルペンの同タイム優勝、
コンマ00秒単位の同着は奇跡としか言いようがない。

日本選手でも、結果に対しての思いを異なろうが
羽生、葛西、浅田、高梨等、の登場に胸をときめかせた。

そして、4年に一度の事なれど
またまた私はカーリングにはまった。

通称、「カーママ」さんの大健闘は特筆もの、
4強入りは逃したとはいえ
競技に対してのバックアップ体制が弱い中での5位、
これは胸を張っていい成績だ。

中でも、格上のロシアと中国を立て続けに撃破したのは見事の一言!

特に、モデルまがいに化粧を、これまでかと施し、
下着の宣伝にも登場すと言う、ロシアの娘っ子の鼻っ柱を
道産子の普通のママさんがへし折ったのには胸がスッとした。

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by shige_keura | 2014-02-27 10:01 | スポーツ
島便り -岬のホテルと海の表情-
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沖縄県北部に位置する名護市郊外
海に突き出た岬にそびえているのが
リゾートホテルとして有名なブセナ・テラスである。
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ホテルは基本的に到着時の様子で
おおよその程度がすぐ分かるし、
その時の第一印象が旅の良し悪しを決めることにもなる。
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ブセナの名前は岬の名前、部瀬名から由来し、
ホテルのコンセプトは、「自然との調和、自然への回帰」となっている。
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岬全体の広大なスペースを使った建物の配置はあくまでもゆったり、
そこに自然と共に過ごせる心地よさを感じる。
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ホテルのロビーは自然の風が通り抜けるオープンスタイル、
海から吹きこむ南国の風がお客の到着を歓迎してくれる。
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これこそ本当のバカンス気分に浸れるホテル、
即ち、あくせくと動くことなく自然に身を任せる時間を楽しむ日々の始まりだ。
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ブセナに到着した時から良い旅は保証されたようなものだ。

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by shige_keura | 2014-02-26 22:17 |
島便り -最後の砦ー
沖縄は日本で唯一、太平洋戦争で地上戦が行われた場所、
それゆえ、今でも痛ましい戦争の爪痕が残っている。

1944年10月、アメリカの爆撃により
那覇市の90%が破壊された。

10月末、日本は戦艦大和を出撃させたがあえなく轟沈、
日本艦隊は壊滅的な打撃をこうむった。

それでも戦争を続ける日本、
沖縄は本土の盾とならされたが米軍の猛攻を防げるものではなかった。

翌年の3月26日、「鉄の暴風」と呼ばれる米軍の攻撃開始、
南部の喜屋武半島には1カ月で680万発の砲弾が撃ち込まれた。
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これは、住民一人当たり約50発に相当し、
今でも2,200トンの不発弾が残り
完全撤去は2090年以降だと言う。
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日米の兵力差は歴然としていた。

米軍兵士   548,000名 (沖縄人口、45万人)
日本軍兵士  102,000名

アメリカ艦船  1,500
日本艦船     300-400

勝敗の帰趨は明白である。

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by shige_keura | 2014-02-25 16:08 |
島便り -芭蕉いろいろー
芭蕉と言っても「蛙とびこむ・・・」の松尾芭蕉ではなく
青々とした植物、芭蕉のことだ。
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芭蕉は三つに分けられる。

ひとつは「実芭蕉」で食用、すなわちバナナである。
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ふたつ目が「花芭蕉」、字のごとく花としての鑑賞用、
なんとも妙な形をしている。
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最後が今日の主役、「糸芭蕉」、
沖縄の歴史的特産物、「芭蕉布」の材料として使われる。
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名護市から北へ車で小一時間、
大宜見村(おおぎみ)の喜如嘉(きじょか)は
今や需要減少の逆風の中、
芭蕉布の里として知名度維持に努めている。
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by shige_keura | 2014-02-22 22:48 |
島便り ー桜まつりは終ってもー
「梅は咲いたか桜は未だか」

例年ならば、日本各地から梅の便りが届き、
桜の開花の話題もチラホラ聞こえるころである。

ところが、時ならぬ大雪を伴う寒波襲来!

「梅一輪一輪ほどの暖かさ」を実感するのは何時だろう。

しかし、日本は広い、
2月2日で桜祭りは既に終了した地方がある。
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濃いピンクが色鮮やかな「寒緋桜(カンヒザクラ)」、
旧正月前後に開花するので「元日桜」とも言われ
「緋寒桜」とも呼ばれていたが、
「彼岸桜」と紛らわしいので「寒緋桜」に落ち着いた。
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寒緋桜の名所は何と言っても沖縄、
当地で桜と言えば寒緋桜を意味し
各地でその時期に合わせ桜まつりが行われている。

中でも、沖縄北部の名護の郊外、
本部町に或る八重岳(453m)の沿道は
寒緋桜の艶やかさに包まれ
毎年、多くの人々を魅了している。

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by shige_keura | 2014-02-20 16:15 |
キャデラックを愛したスラッガー -後篇ー
ラルフ・カイナー氏は現役引退後
ニューヨーク・メッツの専属アナウンサーとして
「カイナーズ・コーナー」の名前で番組を担当した。

          (ヤンキースとメッツを率いたケ-シ―・ステンゲル監督インタビュー)
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この番組はカイナーの迷セリフで人気沸騰した。

その幾つかを紹介しよう。

「もしケ-シ―・ステンゲルが存命だったら
 墓の中で悔しがっていることでしょう」
(生きている奴が墓の中にいる筈がない)

「ソロホームランは通常、塁上にランナーが居ない時に出るものです」
(間違いではないが・・・・・・・・)

「今季のメッツはドジャースにロード(敵地)で何回か勝っていますが
 その場所はドジャーズ・スタジアムです」
(これまた、間違いではないが・・・・・)

極めつけはこれだ。
「今日は父の日です、スタジアムにお越しの大勢のお父さんたち、
 ハッピー・バースデー!!」
(???????)

数ある長嶋語録のひとつ、
「野手の居ないところに打つと
 いわゆるヒットになるのですねー」

二人は良く似ていると思いませんか?

では、ラルフ・カイナーと長嶋茂雄の係り合いに移ろう。

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by shige_keura | 2014-02-19 20:43 | スポーツ
キャデラックを愛したスラッガー -前篇ー
野球ファンの方ならスラッガーの言葉は知っておられるだろう。

SluggerはSlug,「強く叩く」の意味から
強打者、中でも長距離砲の打者に使われる言葉だ。

日本のプロ野球界、貴方の思い出のスラッガーは誰だろう?
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自分とほぼ同世代の時代では田渕選手が先ず浮かぶ、
現役世代では西武の中村選手がスラッガーに相応しいのではないか。

王選手も長距離砲ではあるがスラッガーのイメージは無い。

何故ならば、私の中のスラッガーのイメージは
打率は3割に届かぬ程度で確実性には欠けるが
ボールを遠くに飛ばせる力は抜群の打者なのだ。

ならば、生涯打率、0.275、本塁打525本の清原選手は
スラッガーの有適格者なのだが、どうであろうか?

彼は私のスラッガーのイメージとは違う打者、
何故ならば彼の打球は右方面に伸びてゆくことが多い。

右打者のスラッガーならば
バットを強振して思い切りレフト方面に引っぱたいて欲しいのだ。

目をアメリカ、メジャーリーグに移すと
史上、最高のスラッガーと私が思う
ラルフ・カイナー氏が2月6日亡くなった。
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享年、91歳の大往生だ。

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by shige_keura | 2014-02-18 17:46 | スポーツ
金沢2泊3日 -見た目「甘エビ」味・・・・」ー
今年の金沢は昨年と比べ雪が少なかった。
                (昨年1月の兼六園)
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兼六園の雪景色もそれほどのことではなく
冬の風物詩、雪つりも手持無沙汰の風情だった。
                (本年1月の兼六園)
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いつも楽しみにしている千取鮨の中庭の雪景色も
残念ながら見ることは叶わなかった。
                (昨年の千取鮨)
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しかし、いつも変わらないのが千取のお鮨をはじめ
北陸の冬の魚介の素晴らしさだ。
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12月中旬から1月中旬までの1ヶ月間
この時期のブリ、と香箱カニは絶品!
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そのほか、千取で知った初めての素材、味、
それは、万寿貝、赤西貝、アラ、梅貝、
そして、本日の主役の「ガスエビ」だ。

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by shige_keura | 2014-02-04 21:34 |
金沢2泊3日 -アカ二シの”かい”ー
タイトルの”かい”は貝と怪をかけたものだ。

アカ二シときて貝とくれば
思い出すのは志賀直哉の短編小説、「赤西蠣太」である。

仙台伊達藩のお家騒動を描いた風刺小説は
1936年、片岡千恵蔵プロの手で映画化され評判を取った。
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伊丹十三の父、万作監督の映画は見ていないが
中学の時、小説を読んでいて面白かったのは
登場人物の名前が主人公・蠣太をはじめ
魚介に縁の或る名前がずらりと出てくる。

鱈之進、鯉之進、をはじめとして、
青鮫鱒次郎、鮒井鯵之助、海老名勘十等々・・・・
長谷川町子さんは、ここからヒントを得て
「サザエさん」を作られたのではないだろうか。

前置きが長くなったが、金沢の鮨の名店「千取鮨」でのみ
私にとって、味わえぬ魚介がある。

その名前も赤西貝、鮮やかな赤が印象的、
コリコリとした食感と磯の香りが何とも言えぬ鮨ネタである。
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千取の御主人がこう言った。
「この貝は能登半島・七尾の名産で肉は美味しいのですが
 ワタに強い渋みがあり、匂いがきついので調理が難しく
 余り一般家庭の食卓には上がりませんね」
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目の前に置かれた鮮やかな色の赤西貝、
福光屋の辛口燗酒・黒帯と共に堪能した。
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by shige_keura | 2014-02-04 08:59 |
陰の殊勲者逝く
スポーツの世界をはじめどのような時にも
主役の陰に名脇役、陰の殊勲者が存在する。
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しかしながら、今日の主役の高校時代は
満天下を驚愕させた主役中の主役だった。

その名前は坂崎一彦、
浪商後輩の張本勲さんをして
初代ゴジラと言わしめた人だった。

1955年第27回選抜高校野球決勝戦、
桐生高校は相手の浪商4番、坂崎さんとの勝負を避けた。

その試合まで坂崎さんは1本塁打を含め
14打数8安打8打点の猛威を振るっていたのだから
勝負を避けたかった気持ちも分かる。

1,2打席敬遠、迎えた第3打席
コーナーを外すボールがストライクゾーンへ
待ってましたと坂崎さんは外野席に打ち返した。

その後は敬遠に次ぐ敬遠、
延長戦に入った11回は1死無走者でさえ敬遠された。

ところが、この坂崎さんが本塁を踏み
浪商のサヨナラ勝ちとなり優勝旗をかちとった。

試合後の坂崎さんの談話である。
「妙な作戦を取るものだと思いました、
 だって僕の後ろには山本八郎が居るのですから」
               (張本勲(左)と山本八郎)
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同期の山本八郎、3年後輩の張本は東映へ、
坂崎は鳴り物入りで巨人に入団した。

浪華商業高校、全国にその名をとどろかせた頃のことだ。

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by shige_keura | 2014-02-03 11:19 | スポーツ



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